[15]クズ男に恋した私|既読にならない「ヤバ寝てたっっ」慌てて起きるも彼からのメッセージは何もない

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前回のお話

引っ込み思案で人見知りな大学生だったミカさんは、インカレサークルで出会ったコミュ力が高く周りへの気遣いもできるレンさんに恋をしました。その後、思い切ってレンさんに告白するも曖昧な友達関係が続くだけ。「オレが大学卒業して就職したら、一緒に住めるかな?」と言われ嬉しくなったミカさんは、社会人になるとすれ違いが多くなり不安に。その後レンさんが大学を辞めたと聞いて驚いていると「会いたい」とレンさんから連絡が。大学の先輩に会って就職先を紹介してもらうと言うレンさんに「明日スーツ選んでくれる?」と言われ喜ぶミカさん。翌日スーツを選びに行き、ミカさんがスーツを選ぶと予算オーバーだから諦めると言われ「私が買ってあげる!」と切り出したミカさん。少し躊躇するも「頑張って早く一人前になって堂々と告白する!」とレンさんが言い、スーツをプレゼント。その後、「カフェかな?買い物かな?」とウキウキするミカさんに、「今から先輩に会う」と言い去って行くレンさん。「私の為に頑張ってるんだし、邪魔しちゃいけないよね」と自分に言い聞かせたのでした。

1話目から読む

「会社に行かなきゃ」心と体を奮い立たせて起き上がる

レンは予算オーバーだから諦めると言ったスーツを「私が買ってあげる!」とプレゼントすると申し出た私。レンに手渡した後、「これからカフェかな?買い物かな?」と思いながら話しかけると、「今から先輩に会う」と言われ何も言えなくなってしまいました。「また連絡する!」と言って去って行ったレンと別れ、「私が邪魔しちゃいけないよね」と心の中で呟きました。

そして家に帰った後、レンにメッセージを送りました。
「先輩と会ってる??終わったら連絡ほしいな」「待ってるね」

でも、「まだ既読にならない・・」ベッドに入ってレンからの返信を待ちながら寝落ちしてしまいました。

そして朝。
「ヤバ寝てたっっ」慌てて起き上がった私。寝るつもりなんてなかったのにー!!うっかり寝てしまった自分を呪いました。

「レンから連絡があったかもしれないのに!流石にスマホ見てるよね・・?」そう思いながらスマホに手を伸ばし、

メッセージの画面を見るも・・「・・・。」何も言葉が出てきません。
そう、レンからの返信はおろか、既読にすらなっていなかったのです。

すっかり目が覚めた私は、「会社に行かなきゃ」と自分に言い聞かせるように呟きました。

スーツをプレゼントした途端、「今から先輩に会う」と去って行ってしまったレンさん。「私の為に頑張ってるんだから、邪魔しちゃいけないよね」と思い、一人家に帰ったミカさんがメッセージを送るも既読にならず。返信を待ちながら寝落ちしていまい、慌てて起きるともう朝。「流石にスマホ見てるよね」と呟きつつスマホを確認すると、返信どころか既読にもなっておらず呆然とするミカさん、平気で放置するレンさんに対してイヤなイメージしかありませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母

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