「堂々と付き合ってくださいって言えるようにするね」スーツを貰って大満足

社会人になった私と大学生のレンは日に日にすれ違いが多くなり連絡も取れない状況に。ある日、バスケサークルのアツシくんからレンが大学を辞めたと聞き驚いていると、レンから電話があり、久しぶりに会うことに。大学の先輩に会うからスーツを選んで欲しいと言われ、そのまま泊まることになったレンに、「もちろんだよ!」と有頂天になりました。
そして次の日。予定通り、レンのスーツを探しに出かけました。

「これ?どうかな??」派手な柄のジャケットを手にして私に見せるレン。「うーん。こっちは??」と別のスーツをすすめる私。「こっち?どう??」とレンが試着すると、

「うん!すごい似合ってる!」と大絶賛すると、「そう??じゃ・・これに・・あっ」レンの声を聴いて、「どうしたの?」とたずねると・・

「ごめんねー。ミカが選んでくれたやつ・・ちょっと予算オーバーだった。違うのにする」と言い出すレンに、「あっ・・」

「これ、私が買ってあげる!!」と言うと、「えっ!!いいよ。そんなの。そんなことしてもらうためにミカを誘ったんじゃないよ??」レンにそう言われて、「そんなのわかってるよ~。でも私、レンを応援したいの!」と答えました。

すると、「でも・・」と困るレンに、「ね。いいでしょ??」ともう一度言うと、「ホントに・・?本当にいいの??」と戸惑いながら言うレンに、「うん!就職活動頑張って!」とエールを送りました。

すると、「ありがと・・オレ、頑張って早く一人前になって、堂々とミカに付き合ってくださいって言えるようにするね」レンの言葉に、「うん・・頑張れ!」と応援しながら、心の中は「スキ」で溢れていました。
次の日。約束通り、レンさんのスーツを探しに来た2人。いろいろ見て回り、ミカさんおすすめのスーツが気に入ったようでしたが、予算オーバーで諦めるというレンさんに、思わず「私が買ってあげる!」と言うと、戸惑いながらも嬉しそう。「就職活動頑張って!」と応援するミカさんは、レンさんが大好きだと、身体中から思いが溢れてますね~。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母
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