「残すのはもったいないから『食べてあげた』」夫の神経を疑う

「食事の量をやりくりするのはヒカリの仕事」とフトシに言われ、「確かに養われてるし・・」と考え込んでいると、ユウヤが来て「全然食べてないでしょ?」と唐揚げを差し出してくれました。優しい心遣いにほっこりするも、お腹いっぱいになったフトシにプリンを要求され、「二個までなら食べてもいい」と伝えると「わかったわかった」と空返事。「本当に分かってんのかしら・・」と疑いの目を向けていたのですが・・。
翌朝。
「あーっ!!プリンがない!!」冷蔵庫を見て驚いた私は、「フトシ!!プリン食べちゃったの!?昨日食べないでって話したでしょ!?」と言うと、「え~、だって冷蔵庫にあったら食べるだろフツー」とあっけらかんとしながら答えるフトシ。

「昨日は食べちゃダメってわかってたけど、今日も残ってたからもういらないのかと思って~」と鼻歌を歌いながら言うフトシに、「今日食べようと思って残してたの!!」と反論すると、「だったら昨日の時点で明日食べるから手を出すなって言えばいいだろぉ!?」フトシがイライラしながら言い、

「俺は残すならもったいないと思って、わざわざ『食べてあげた』んだぞ!?」と恩着せがましい口ぶりに、子ども達もちょっぴり不安そう。「それにしてもよ!?食べる前に確認くらいしてくれてもいいじゃない!」私がそう言うと、

「だってヒカリは子ども達の世話でバタバタじゃん?プリン食べる暇もなさそうだから俺が気を遣って・・」と上から目線でえらそうに言うフトシに、「はぁー・・だからね・・?それは『気を遣っている』とは言わないんだってば・・」と呆れて言い返すと、

「なんだよ?食材は全部俺の稼いだ金で買ってんだぞ?だったら俺の好きに食べても文句言えないだろ??」と強気のフトシに、「いちいちうるさいんだよ!なんだよプリンくらいで!!」と怒りをぶつけられ、「『プリンくらいで』って・・あれ限定品だったのに・・」と小さな声で呟くことしかできませんでした。
「プリンは二個まで食べていい」と伝えたにもかかわらず、翌朝冷蔵庫を開けるとプリンは一つもなし!フトシさんを問い詰めるも、「今日も残ってたからいらないのかと思って~」と鼻歌交じりに言われ、挙句の果てに「わざわざ食べてあげた」と言い出す始末!最終的に「全部俺の稼いだ金で買ってるから文句言えないだろ??」と詰め寄られ、何も言えなくなったヒカリさん、フトシさんの常識は食べ物の前では簡単に砕け散るのを目の当たりにしましたね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)


食い尽くしというのは、結局、家の食べ物は自分の好きにできるというマウントだということがよくわかる。食べる人だから、人のものまで食べてしまうことは、ない。
こんな卑しすぎる豚なんか子供に悪影響でしかない。プリン食べられるのだって絶対わかってたはず。なんでこいつと一緒に生活を続けようとするのか謎。実家に一度相談してみては?