自分勝手すぎる。野菜嫌いと怒るのに少ないと「嫌がらせ」

食い尽くし系・・・しかも好きなものにだけ発動するタイプのフトシは野菜嫌いなので、チャーハンに入っていた小さく刻んだ野菜でも、野菜と大量肉のグリルでも不機嫌になって、家族の食事の時間を台無しにされてしまいました。この日の買い物で、唐揚げにしようと思った私。これならフトシの大好物です。2キロあればフトシが大量に食べても大丈夫かな。そしてコールスローサラダも出すけれど、フトシ食べないから少なめにしておきました。

夕飯の時間になると、まだ呼んでもいないのに真っ先にテーブルにつくのはフトシ。山盛りの唐揚げを見つけて「おっ、わかってきたじゃーん!」と嬉しそうに言うが早いか自分だけさっさと食べ始めました。「唐揚げは食べるわ~」と言いながらすごい勢いで口に運んでいきます。私が慌てて「みんな揃ってから食べたいんだけど」と言ってもフトシの耳には届きませんでした。

揚げても揚げてもすぐにフトシが食べ尽くしてしまいます。子どもたちが食べようとしても、フトシは全く気にすることなくお皿を空にしてしまいました。今揚げているから、その間にコールスローサラダを食べて待ってて・・・とユウヤとサラに言おうとしたとき、フトシが振り向きました。

「ねぇ~コールスローまだある?」とフトシに聞かれて「え?もう全部食べたの?」と驚いたというより、引いてしまいました。野菜は嫌いだ、嫌がらせかといつも怒るのに、どうしてコールスローは食べ尽くしたの?子どもたちに食べさせたかったのに。驚いている私に「そりゃー当然食べるでしょー!?」と怪訝な顔をして言うフトシの道理が全く理解できませんでした。

「野菜嫌いって言ってたから少なめに作ってて・・・」というと、フトシはまたイライラし始めました。「あのさ~」とため息をつくと「だからって少なくするとか嫌がらせ?」と言って、コールスローがないなら唐揚げでいいや、とばかりにまたすごい勢いで食べ始めたフトシの姿を前に、私はただ絶句していることしかできませんでした。
家族の夕飯の時間を楽しもうという気持ちや、子どもたちにしっかりご飯を食べさせようという父親としての責任、それに作ってくれるヒカリさんへの感謝など、何も感じられないフトシさんに呆れてしまいますね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。
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いままでに唐揚げを作ったことないの?
以前にも作っていればコールスローも唐揚げも食べつくことわかるでしょ。
最初から旦那以外の分は出さなければいいのに、唐揚げに限らず全ての食事は各自の分を分けて出せばいい。
この嫁も考えが浅い。
こういう人と居て幸せなの?