子どもたちには野菜を頑なに拒絶する夫の影響を受けてほしくない

フトシがほとんど食べてしまうのを避けるために大量に作ったチャーハンでしたが、細かく刻んだ野菜に怒り出して食べないと言われてしまいましたが、子どもたちは山盛りチャーハンに大喜びでホッとしました。

「おいしい~!!」「チャーハン大好き~!」と嬉しそうにおかわりまでしてたくさん食べてくれた子どもたち。「たくさんあるからどんどん食べてね!」ほほえましい気持ちでおなか一杯食べてほしいと、子どもたちにならこんなにも素直に思うのになぁ。

ユウヤもサラもたくさん食べてくれましたが、さすがに余ったチャーハンの残りは冷凍することにしました。フトシは絶対に食べないと思うので、また子供たちと一緒に食べることになるでしょう。それにしても、フトシはどうしてあんなに不機嫌になるんだろうと私はイラついた顔で「食べない」と言った夫の顔を思い出しながら、ため息が出ました。

フトシの姿を見て、ユウヤやサラが野菜を食べなくなったらイヤですし、野菜料理に慣れていけば、少しずつでも食べられるようになるかもしれない。そう考えているうちに、お肉の割合を増やした野菜料理を出してみたらどうかな、と私は思いつきました。

明日からの食事のことを考えていると、フトシがまだイライラしたまま「外で食ってくるわ~」と食事中の私たちに言い捨てて出かけていきました。苦手な野菜が食卓に出たからと言って家族との食事を拒否して外食に出かけるフトシにもう何も言わず、私はただ大きなため息をつきました。
大量のチャーハンを作り、食い尽くし系のフトシさんでもこれなら大丈夫と思っていたヒカリさんでしたが、小さく刻んだ野菜が入っていることが理由で怒り出したフトシさん。子どもたちが美味しそうにおかわりをしてチャーハンを食べているのに「外で食べてくる」とイライラしたまま出かけてしまいました。フトシさんの好物ばかりを作ると野菜料理がなくなってしまいます。家族の健康や子どもたちの偏食を心配するヒカリさんは野菜料理でも、肉の量を増やせばいいのかなと、何とか家族一緒に食事をする方法を考えるのもなんだか切ないですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。
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毎日、安~い肉と米だけ食べさせとけば?それでも文句を言うなら作らなきゃ良いよ。
なんでこんなわがまま旦那に優しく出来るんだろう…..。