[14]夫は食い尽くし系|「本当にごめん」食い尽くしを目の当たりにしてドン引きの母たちに謝ることしかできない

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前回のお話

ヒカリさんの夫フトシさんはいわゆる食い尽くし系。嫌いな野菜は全く食べないけれど自分の好きなものは家族の分であろうと何も考えずに好きなだけ食べてしまうフトシさんに頭を悩ませるヒカリさんは、フトシさんだけ食事の場所を別にしたり、フトシさん専用のお菓子を用意するなど対策するも、ヒカリさんが少し席を立った隙に食べかけのご飯を食べられたり、隠しておいた子どものお菓子も食べられてしまったりとフトシさんの食い尽くしはなくなりません。ヒカリさんが注意するとフトシさんはいつも「俺のお金だろ」と言い返してきます。耐えかねたヒカリさんは、実家からお米や野菜を送ってもらったりかさ増し料理を作ったりしてなんとかやりくりをしているけれどフトシさんにかかる食費で家計が苦しいと必死に現状を説明し「もう限界だよ!」と訴えましたが、フトシさんには全く響かず「はいはい、わかった。で、カップ麺とかないわけ?」と返されて終了。もう自分一人では抱えきれないと感じたヒカリさんは、実家の母親に電話をかけました。それからしばらくして、ヒカリさんは家族で実家に帰省。二人の姉ユカリさんとサオリさんも家族を連れて帰省しみんなが集まりました。ヒカリさんがキッチンでお母さんの手伝いをしていると、姉たちの夫ヨシキさんとトシヤさんが「手伝うことありますか?」とやってきましたが、フトシさんは別の部屋でのんびりしているようでした。その頃フトシさんは、サオリさんがみんなで食べるために人数分買ってきたシュークリームを一人で何個も食べてしまっており、それを見た姪っ子マミちゃんの「なんでもう食べてんの?みんなで食べようと思ってたやつなのに」と驚く声に「え?だめなの?」ときょとん。

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「パパがごめんなさい」父の食い尽くしをみんなに謝る息子が不憫

家族で実家に行ったヒカリさんがキッチンで食事の準備を手伝っている間に、姉のサオリさんがみんなで食べるために持ってきた人数分のシュークリームをほとんど一人で食べてしまっていたフトシさん。

姪のマミちゃんにドン引きされても「え?だめなの?」と言ってシュークリームを食べ続けるフトシさんを見て、息子のユウヤくんが「マミちゃんごめんなさい・・。パパ・・隠しとかないと食べ物全部食べちゃうんだ」と申し訳なさそうに謝りました。「え、大人なのに?ありえないんですけど」とさらにドン引きのマミちゃんですが、フトシさんは何もわかっておらずきょとん。

ユカリさんとお母さんが「だ、大丈夫だよ!」「そうそう。おばあちゃんは食べなくてもいいからね」と気を使いますが、「でももう子供たちの人数分すらないよ?」と納得のいかない様子のマミちゃん。すると、ユウヤくんが「いいよ。僕はサラと半分こするから・・」と遠慮して言いました。

「パパがごめんなさい・・」と謝るユウヤくんを「何言ってんの!ユウヤ君のせいじゃないんだよ!」とお母さんたちが必死にフォローしていたとき、騒がしさに気づいてヒカリさんがやってきました。部屋の中の何とも言えない雰囲気を感じたヒカリさんは「まさかフトシがもうやらかしてる?!」と嫌な予感。「とりあえずドーナツは取られないように移動させとこう」「そうね。あとで分けましょう」と話しているのを聞いて、「あぁ・・やっぱり」とフトシさんのやらかしを察したヒカリさんは「本当にごめん・・」とみんなに謝りました。

その後、「じゃあ唐揚げも子ども達の分を先に分けた方が良さそうだね」「ごはんも追加で炊こうか・・」と気を使って言ってくれたユカリ姉とサオリ姉に「ごめんね。ユカリ姉、サオリ姉・・」ともう一度謝りながら、私は本当に情けない思いでした。

「ヒカリから聞いてはいたけど・・これは想像以上だねぇ・・」と驚きを通り越して呆れ気味の母。「うん・・まさか子ども達の分すら考えてないとは」「これは大変だねー・・」とフトシの食い尽くしにドン引きの姉たち。あぁ・・もう!本当に恥ずかしい!でも、母や姉たちの反応を見て、私の考えがおかしいのではなくやはりフトシがおかしいのだと改めて実感できました。

みんなで食べるためにサオリさんが人数分のシュークリームを買ってきたのですが、フトシさんはそんなことはお構いなしに一人でシュークリームをほぼ食べてしまいました。「パパがごめんなさい」と謝るユウヤくんをみんながフォローしているところへやってきたヒカリさんは嫌な予感。「ドーナツは取られないように移動させとこう」と話しているのを聞いて「あぁやっぱり」とガックリ肩を落としたヒカリさん。「子ども達の分を先に分けた方が良さそうだね」「ごはんも追加で炊こうか」とヒカリさんやフトシさんを責めることなく気を使ってくれる姉たちにヒカリさんは謝ることしかできませんでした。唐揚げを揚げながらお母さんは「これは想像以上だねぇ」とため息をつき、姉たちも「まさか子ども達の分すら考えてないとは」「これは大変だねー」とドン引きしていました。
大人なのに周りの人のことを考えられず自分の欲望のおもむくままに食べ尽くしてしまうフトシさん。そりゃあお母さんもお姉さんたちも驚きますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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