家族の分を考えずに食べ尽くしても「少ない」

私の名前はヒカリ。夫のフトシと２人の子どもを持つ専業主婦です。私にはある悩みがありますー・・・それは、夫フトシの底なしの食欲。今朝も朝食を並べたそばからフトシが勢い良く食べ始め、気付いた時には人数分用意した食事は、きれいさっぱり皿の上から消えていました。

「ちょっとフトシ、また１人で食べちゃったの！？子どもたちまだ何も食べてないんだよ！？」私は黙々と食べ続けるフトシに食べるのをやめるよう伝えますが、彼は他人事のような顔をして、ついに最後のサンドイッチにも手をつけてしまいました。

私は、何度目かの注意にげんなりしながら、「どうしていつも１人で食べ尽くすの？なんのためにお皿分けてると思ってるのよ、家族の分は食べないでっていつも言ってるじゃん」と言いました。するとフトシは、わざとらしく「はー・・・」と大きなため息をつきました。

フトシは胸元で大げさに手を広げ、「あのさっ朝からそうやってイライラさせられる身になってよ！？やる気無くすわ～！」と、まるで自分が被害者であるかのように言いました。

それどころか、「大体さ～俺がよく食べるって知ってて、少ない量しか作らないってところが問題じゃないの？」と、私を悪者に仕立て上げる始末。そう、私の夫はいわゆる「食い尽くし系」です。食い尽くし系とは、家族の分も含めて、目の前にある食べ物を全て１人で食べてしまう人のこと。ここ数年、私はフトシの食欲に悩まされているのです。

ヒカリさんは、夫フトシさんの底なしの食欲に悩まされていました。今朝も朝食を並べたそばからフトシさんが勢い良く食べ始め、気付いた時には人数分用意した食事はきれいさっぱり皿の上から消えていました。ヒカリさんは頭を抱えながら、「どうして１人で食べ尽くすの？家族の分は食べないでって言ってるよね」と聞きます。するとフトシさんは、わざとらしくため息をついて「朝からそうやってイライラさせられる身になってよ？やる気無くすわ～！」と、まるで自分が被害者であるかのように言いました。それどころか「大体俺がよく食べるって知ってて少ない量しか作らないのが問題じゃないの？」と、ヒカリさんを悪者に仕立て上げる始末。フトシさんは、いわゆる「食い尽くし系」。何度言っても直らないフトシさんに、ヒカリさんはお手上げ寸前です。
ヒカリさんは十分な量を作っているはずなのに、フトシさんの前では歯が立たないようですね。恐るべし食欲。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。