運転手と一緒に出てきたのは・・・

山田さんの背後をズルズルと這うように進んでいき、ゆっくりとトイレに入っていった人ではない『何か』。すると次の瞬間、コンビニにトラックの運転手が入店してきて、そのままトイレへ向かっていきました。
トイレへ入っていったトラックの運転手ですが、10分経っても出てくる気配がありません。あんなものを目にした直後だっただけに、山田さんは運転手のことが心配でたまりませんでした。とはいえ、声をかけたりドアをノックしたりするのも不自然だったので、運転手が出てくるのを見届けようと、その場で待つことにしたそうです。

トイレへ入っていった何かは、明らかにこの世のものではない姿をしていました。しかし、それが自分たちに害を及ぼす存在なのか、それとも無害なのかは山田さんにもわかりません。「変なことになってなきゃいいけど・・・」そう祈りながら待っていると、静かにトイレのドアが開きました。

すると、店内にカツンッとヒールのような足音が響きます。「振り向いてはいけない」そう直感した山田さんは、冷や汗を流しながら、じっと目の前の窓ガラスを見つめました。

窓ガラスには、気だるそうに歩くトラックの運転手の姿が映りました。そして、そのすぐ後ろには、女性らしき影がぴったりと付き従っていたのです。

その後もトラックの運転手はうつむいたまま歩き続け、女性の影を引き連れたまま、店の外へと消えていきました。
トラックの運転手は、女性の霊のようなものに憑かれてしまったのでしょうか。そのおかげで山田さんは難を逃れましたが、運転手の身に何事もなければいいのですが。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:八雫 紫苑 編集:石野スズ
作画:きちやん
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