[3]コワい体験談|深夜のコンビニでひとりでに開く自動ドア。背後を這う謎の物体に凍りつく

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前回のお話

普段から特に仲の良いグループというわけではないけれど、時々集まる陽子さん、和子さん、佐藤さん、そして山田さん。趣味も年齢もバラバラなこの4人の共通点は、時々不思議な体験をすることです。この日も夜のファミレスに集まったいつものメンバーは、最近あった怖い話を披露し始めるのでした。トップバッターは和子さん。ぐずり出した息子誠くんのために、大好きな走る電車を見せに行った時のこと。電車を見つけた誠くんはパッと笑顔になり、電車に向かって手を振り始めました。電車を見ても誰も乗っていないのに誰に手を振っているんだろうと不思議に思った和子さんが「誰に手を振ってるの?」と聞くと、誠くんが「いっぱいのてにふってるの」と言いました。慌てて電車を見ると、窓にたくさんの手形がついていたのでした。

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深夜のコンビニで起こった恐怖体験

誰も乗車していない電車に手を振り続ける誠くんに「誰に手を振ってるの?」と問いかけた和子さん。すると誠くんは「いっぱいの手に振ってるの」と無邪気に答えました。和子さんが慌てて電車に目を向けると、窓に大量の赤い手形がついていたそうです。

和子さんの話を聞いた佐藤さんは、「それは怖いね」と思わず声を漏らしました。和子さんは当時を思い出したのか「でしょー!鳥肌立ったよ」と青ざめた表情でうなずきます。すると山田さんが「怖い怖い・・・あー、俺も最近鳥肌立ったことあったな」と、何かを思い出したような表情でつぶやきました。

山田さんのつぶやきを聞いた和子さんと佐藤さんは「え」と固まりました。なぜなら、怖い話慣れしている山田さんが話し始めるエピソードは、決まって背筋が凍るような内容だからです。山田さんは私たちの反応など気にも留めず「あれは確か・・・」と、静かに話し始めました。

山田さんが深夜にコンビニへ立ち寄った時のことです。雑誌を眺めていると、不意に嫌な気配を感じました。「ん?なんだ?」そう思って、ゆっくりと入口へ視線を向けると・・・

ひとりでに自動ドアが開き「ご来店ありがとうございます」というチャイムが店内に響きました。しかし、入口には誰の姿もありません。嫌な予感がした山田さんは、すぐに入口から目をそらし、何事もなかったふりをして雑誌を立ち読みします。

すると次の瞬間、明らかに人ではない何かが、山田さんの背後をズルズルと這うように通り過ぎていきます。「やべーのが来た・・・」そう直感した山田さんは、後ろを振り向いてはいけないと思い、必死に雑誌へ意識を向けました。

怖い話に定評のある山田さん。まだエピソードは序盤ですが、すでに背筋がぞくっとするような不気味な空気が漂っていますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:八雫 紫苑 編集:石野スズ
作画:きちやん

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