「金額が金額だけにお知らせしないと」静かに先生が話す

ショウくんが好きな子にハイブランドの財布を贈った後、落ち込んで返って来たのを見て、心配していたお母さん。すると、ショウくんの担任の先生から電話がかかって来て、翌日学校に行くことに。
学校に行くと、うつむいている保護者が2人待っているのを見て、「え・・どういう状況?」と動揺したお母さん。
すると、「皆さんお揃いですね」と先生が教室にやって来て言うと、途端にドキドキが・・

「お子さんが女子生徒にお財布をプレゼントされたのはご存知ですか?」先生にそう言われ、「わ、わたしは・・先生からのお電話で初めて知りました」一人の保護者が答えると、「プレゼントしたことまでは聞いていました」ともう一人の保護者も。「はい。うちは知っていました」ショウくんのお母さんが答えると、「では、金額がいくらかはご存知ですか?」先生にそう聞かれ、

「は・・8万円ほどだと」お母さんが答えると、「え!!!!」と2人の保護者が「そ・・そんな高額だとは・・」「でも・・こうして、この場に呼び出されたってことは・・」と驚いて、

「もしかして・・詐欺ってことですか?」恐る恐る一人の保護者がたずねると、「いえ、金額が金額だけに保護者の方にはお知らせしないと、と思いまして」とサトウ先生。

「高校生がそんな高額なプレゼントするなんて信じられないです・・」「お金・・は返ってこない・・ですよね・・」青ざめた表情で保護者がそう話すと、「でも、どうしてプレゼントの件が先生にまで伝わったんですか?」お母さんがサトウ先生にたずねました。
好きな子にハイブランドの財布をプレゼントしたいと言ったショウくんにお金を貸した後、落ち込んで帰ってきたショウくんを心配しているお母さんに学校からの呼び出しが!翌日不安を抱えながら学校に行くと、すでに2名の保護者が席に座っていました。その後、担任のサトウ先生がやって来て、「お子さんが女子生徒にお財布をプレゼントされたのはご存知ですか?」と聞かれるも、きちんと知っていたのはお母さんだけで、2人の保護者は金額を聞いて顔面蒼白に。すると、「でも、どうしてプレゼントの件が先生にまで伝わったんですか?」と素朴な疑問を投げかけました。
まさか自分の息子と同じようにプレゼントしていたお子さんがいたとは驚きましたね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。