[1]高校生のお金トラブル|「おつりもレシートもない」参考書を買うからと渡したお金が使途不明

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高校生の息子のショウ君に、毎月のおこずかいを渡しています。それでも突発的に購入しなければいけないものもあり、その時は先にお金を少し多めに渡し、おつりを返してもらうようにしていました。

高校生のお金トラブル

高校生のお金トラブル[1]母親との約束はあってないようなもの?

「母さん、参考書買うからお金くれない?」突然ショウくんに言われ、「参考書?」お母さんが聞き返すと、「うん。なんか友達が使ってて、勧めてくれた」ショウくんの言葉を聞いて「わかった。いくらなの?」とお金を用意することに。

「えーっと、5,000円あれば足りるかな~?」ショウくんにそう言われ、「わかった。余ったら返してよ~。あとレシート」そう言ってお金を渡すと、「わかってるって」と答えるショウくん。

そして翌日。
「ん~・・」スマホを眺めながら唸るお母さん。そこには「ショウ:ごめん。急に友達とメシ食いに行くことになったから、おつりで行ってきていい?」と書かれていて、「まぁ、たまのことだし。いっか」そう呟くと、「母:了解。一応レシート」とメッセージを送ると、「ショウ:ありがとー。レシート渡す渡す」と返信が届きました。

そして夜。
「おかえり~。楽しかった?」「うん」帰って来たショウくんに声をかけるお母さん。
「じゃ、レシート」と手を出すも、「それなんだけど、参考書買う時にレシートいらないって言っちゃってさ」とショウくんが言いました。

「はぁ?」驚くお母さんに、「あと、ごはんの時はまとめて払ってくれたやつにそのままお金渡したからない」ショウくんの言葉に「えー」お母さんは驚いてばかり。
「でも5,000円で足りたからいいだろ?」と言いながら歩き出すショウくんに、「もう!今回だけだよ」とお母さんが言うと、「ハイハイ」と軽く返事をして部屋へと歩いて行くのでした。

高校生になるとお友達との付き合いもありますし、毎回のことでなければ、お金の使い方について細かく詮索しないですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

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