前回のお話
放置子の疑いがあったさあやちゃんが突然引っ越してから2年が経過したある日、公園でさあやちゃんと再会したまるさん。母方の祖母に引き取られていたさあやちゃんは、昔アキくんからしゃぼん玉を取ってしまったことを覚えていて新しいしゃぼん玉を持ってきてくれ、アキくんとまるさんにしっかりと謝罪してくれました。
放置子おーちゃん123
さあやちゃんは昔のことをちゃんと覚えていてまるさんとアキくんにしっかりと謝ってくれました。
「さあやが、会えるなら会って謝りたいと言うので、昔よく通っていた公園で待っていれば会えるかもしれないと・・・」さあやちゃんがこの公園に来たのは、まるさんとアキくんに会って謝るためだったと聞き、そうだったんだ、と嬉しく思ったまるさん。
「会えてよかったねぇ、さーちゃん!」おばあちゃんに声をかけられたさあやちゃんは「うんっ!」と満面の笑みで頷きます。
すると、さあやちゃんがまるさんの方に向き直って「アキくんのママッ!」と呼びかけました。
「アキくんと・・・一緒に遊んでもいい?」さあやちゃんはきゅっと手を握りしめながら遠慮がちに言いました。
2年前はまるさんに構ってほしくてアキくんを邪魔者扱いしていたさあやちゃんが、アキくんと遊びたいと言ってくれたのです。「・・・うん。もちろん!さあやちゃんありがとう!」さあやちゃんの気持ちが嬉しくて涙がこみ上げるまるさん。
「アキくん、あそぼーっ」さあやちゃんが声をかけると、「おかーさん、だあれー?」と不思議そうな顔のアキくん。
「このお姉ちゃんはね・・・」まるさんはにっこり微笑んでアキくんに話しました。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集コメント]ママ広場編集部
さあやちゃんがとても優しいお姉さんになっていて嬉しくてウルッときてしまいますね。