前回のお話
自分のことを「おーちゃん」と名乗る保育園児のさあやちゃん。公園で出会ってからしつこく付きまとわれるようになったまるさんは、対応に困りできる限り関わりを避けることを心がけていました。ある日、雨が降る夕方の公園で一人で夜ご飯を食べるさあやちゃんを見かけ、見過ごせず二度目の警察への通報をしたまるさん。警察官が到着するまでそっとさあやちゃんを見守ることにしました。
放置子おーちゃん115
警察への2回目の通報をしたまるさん。
到着した警察官に状況を説明します。
そして、警察官がさあやちゃんのもとへ向かいます。
警察を呼ばれたくないと言っていたさあやちゃんは、警察官を見た瞬間に表情が曇ります。
「こんばんは。かげぼしさあやちゃんだね?さむくないかな?」優しく話しかける女性警察官に「・・・うん」と力なく答えるさあやちゃん。
警察官が来ても全く動じないさあやちゃんを見て、警察に通報されることに慣れてしまっていることにまた心が痛くなるまるさん。
そして、さあやちゃんは警察官に連れられていきました。
まるさんは、この日を境にさあやちゃんに会わなくなったのでした。警察に保護されたさあやちゃんがこの後どうなったのか気になりますが、どうか少しでも良い状況になっていることを願わずにはいられませんね。
-------------------------------
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集コメント]ママ広場編集部
まだ未就学児なのに警察官を見ても動じないさあやちゃん。これまで何度こういう状況を経験したのだろうと考えると胸が痛みますね。