[4完]わかるよ、私もそうだった・・子育て中の孤独感から解放されたあのひと言。キッズスペースで出会ったママの話|和栗家の日々

前回の話
和栗ぐりさんが話しかけると、はじめは驚いた様子のママも育児話で笑顔に。ところがみーちゃんが「あかちゃんかわいいね。」と言うと、突然ママが泣き出したのです。

ショッピングモールのキッズスペースで出会ったママの話[4完]



みーちゃんが赤ちゃんを見つけて、笑顔で赤ちゃんのママに言いました。
「あかちゃん、かわいいねぇ」
するとママは「ありがとうね」と言いながら泣き出してしまったので、大丈夫!?と慌てた和栗ぐりさんです。

赤ちゃんのママは泣きながらもまた笑顔になって
「すみません、なんか娘さんの言葉聞いたら泣けてきちゃいました」
そう言って去っていきました。


子どもと四六時中二人っきり。
話す相手もなく変わり映えのない日々。
しかし一歩外へ踏み出すと

なんて明るい世界なんだろう
誰も知り合いはいないけれど、外にいる間は孤独感がなくなった。

例えばスーパーのレジで。
「あら、何ヶ月?」と声をかけてくれる女性。

「かわいいわねぇ」と、自分の代わりに言ってくれる温かい声がありました。
そしてほんの少しだけ前向きになれた和栗ぐりさん。

そんな自分を思い出しながら、
あのママも孤独が辛くてあの場にいたのなら、少しでも笑顔に慣れたのなら、
そう思った和栗ぐりさんでした。

和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。
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ちょっとした言葉、笑顔。その温かさを感じた和栗ぐりさんだからこそママさんにも声をかけてホッとする時間になったのですね。
[ママ広場編集部]

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