【医師が解説】子どもの頭痛と生活習慣の関係は?親が注意すべきSOSサインと対策

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「頭痛くらいなら市販薬で大丈夫」と子どものSOSを見逃していませんか?「タイパ」重視の市販薬対応が潜む危険や、子どもが見せる頭痛のサインとは。病院に行くべき見極めや危険な症状を、たけうちファミリークリニック院長の竹内雄毅先生に伺いました。

「頭が痛い」と繰り返し訴えるお子さんに、市販薬で様子を見るべきか、受診したほうがいいのか迷う保護者の方は多いです。今回は、受診の目安と、受診先の選び方についてお伝えします。

まず知っておきたい「危険なサイン」

次のような症状があれば、様子を見ずにすぐ救急受診してください。

○突然の激しい頭痛
○意識がもうろうとしている
○けいれんを起こした
○繰り返し嘔吐する
○高熱があり、首を前に曲げると痛がる・硬い
○手足の麻痺や、ろれつが回らない様子がある

また、次のような場合は、数日以内に医療機関を受診することをおすすめします。

●朝起きたときの頭痛と嘔吐が続いている
●頭痛が日ごとに強くなっている
●痛みで夜中に目が覚める
●体重が減ってきている
●歩き方がふらつく
●頭をぶつけたあとから頭痛が続いている

受診したほうがいい理由

頭痛について、市販薬の情報や対処法の情報はインターネット上にたくさんありますが、それでも一度は医療機関の受診をおすすめする理由があります。

ひとつは、頭痛には片頭痛や緊張型頭痛のように、それ自体が体質のように繰り返す「一次性頭痛」と、他の病気が原因で起こる「二次性頭痛」があり、自己判断で見分けることは難しいためです。特に初めて頭痛について相談する場合は、専門的な視点でのチェックを受けておくと安心です。

また、月に10日以上、鎮痛薬を使い続けている場合、薬の使いすぎがかえって頭痛を悪化させる「薬物乱用頭痛」につながることがあります。市販薬に頼りきりになっている場合は、一度医療機関で相談することをおすすめします。

繰り返す頭痛(片頭痛)は受診すれば治る?

片頭痛は体質的な要因が関わることが多く、受診すれば一度で「治る」というものではありません。ただし、発作時の対処法や、頭痛を引き起こしやすい生活習慣(睡眠不足、スマートフォンの使いすぎ、不規則な食事など)を見直すことで、頻度や強さが軽くなることは期待できます。月に何度も繰り返し、学校を休むほどの頭痛が続く場合は、生活指導に加えて、予防的な対応を医療機関で相談することも選択肢になります。

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