子どもの急な高熱とのどの痛み。風邪と間違えないためのポイントを小児外科専門医竹内先生にお伺いしました

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かかったときの対応と、お薬を飲み切る重要性

小児科で溶連菌感染症と診断された場合、細菌をやっつけるための「抗菌薬(抗生物質)」が処方されます。多くの場合、ペニシリン系の抗菌薬が選ばれます。

抗菌薬を飲み始めると、通常24時間以内には熱が下がり、のどの痛みも和らいできます。しかし、ここでやってはいけないのが「症状が良くなったからとお薬を途中でやめてしまうこと」です。

なぜお薬を飲み切る必要があるの?

溶連菌が体内に残っていると、数週間後に「リウマチ熱(心臓の弁などに炎症を起こす病気)」や「急性糸球体腎炎(腎臓の働きが悪くなる病気)」といった重い合併症を引き起こす危険性があります。これらの合併症を確実に予防するためには、処方された抗菌薬(通常は10日間)を最後までしっかりと飲み切ることが非常に重要です。

登園・登校の目安と家庭での予防

溶連菌感染症は、咳やくしゃみなどの「飛沫(ひまつ)」や、おもちゃなどの「接触」によって感染します。
登園・登校はいつから?
抗菌薬を飲み始めてから24時間以上が経過し、熱が下がって全身の調子が良くなれば、周りへの感染力はほとんどなくなるとされています。そのため、お薬を飲み始めてから丸1日(24時間)経ち、元気であれば登園や登校が可能です。ただし、園や学校によっては「登園・登校許可証」が必要な場合があるため、事前に確認しておきましょう。

家庭でできる予防とケア

現在、溶連菌感染症に対するワクチンはありません。家庭内での感染を防ぐためには、以下の基本的な対策が効果的です。

○手洗い・うがいの徹底
外から帰ったときや食事の前には、石鹸でしっかり手を洗いましょう。
○タオルの共有を避ける
家族間で同じタオルを使うのは避け、ペーパータオルなどを使用すると安心です。
○食事の工夫
のどが痛いときは、熱いものや酸っぱいものは避け、プリンやゼリー、冷ましたスープなど、のど越しの良いものを与えてあげてください。

まとめ

溶連菌感染症は、子どもによく見られる病気ですが、「咳や鼻水がないのに高熱とのどの痛みがある」というサインを見逃さないことが大切です。もし疑わしい症状があれば、早めに医療機関を受診し、処方されたお薬は必ず最後まで飲み切りましょう。正しい知識と対応で、お子さまの健康を守ってあげてくださいね。

参考文献
国立成育医療研究センター:溶連菌(A群レンサ球菌)感染症
厚生労働省:A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

※本記事の作成にあたり、文章表現の確認や校閲の一部に生成AIを使用しております。

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