外出先でのトイレや銭湯など、いつまで親同伴が望ましい?防犯周りも心配だし、周りへの配慮もあるし・・・。という悩みについて、今回は、臨床心理士であり、小学校教諭、保育士の資格もある一般社団法人マミリア代表理事 鎌田怜那さんにお話いただきました。

子どもたちが『性差』に敏感になるとき
子どもたちは、2〜3歳になると『性差』に敏感になります。体の違いに気づき、興味関心が向くようになります(その後、4歳頃には興味関心が和らぎます)。そのため、他者の体つきを見るような様子が見られるようになります。
その際に大人と子どもの違いを見知ることになります。
普段、親とお風呂に入る機会がない子にとっては、大勢の大人の裸を見ることになり、不安や緊張が高まる時間になるかもしれません。
子どもは大人のように、娯楽感覚で銭湯に行くわけではない子もいます。子どもが小学校低学年までは、銭湯や温泉に行く際には、家族で行動する、家族風呂を利用すると安心だと思われます。
性に違和感がある子どもは、人に裸を見られること、人の裸を見ることに違和感を持つことがあります。本人が嫌がっているのであれば、銭湯の利用は控えた方がいいかもしれません。無理強いは禁物です。
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