子どもも寝違えることはある?対処法についてクリニック院長前田先生にお伺いしました

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家庭でできる対処法は?

基本的には、無理に動かさず安静にすることが大切です。

(1)無理に首を動かさない
痛みを我慢して動かすと、炎症が悪化することがあります。
(2)痛いときは揉まない
「痛いところを揉めば治る」というのは間違いです。炎症を起こしている場合、揉むことで悪化させてしまいます。
(3)痛みの強い初期は冷やす
炎症が強い場合は、タオルで包んだ保冷剤などで軽く冷やすと楽になることがあります。
(4)少し落ち着いたら温める
2〜3日して痛みが軽減してきたら、入浴などで温めて血流を良くするのも効果的です。
(5)楽な姿勢を保つ
クッションなどで首を支え、負担の少ない姿勢をとらせてあげましょう。

注意すべき症状(受診の目安)は?

多くは自然に治りますが、以下のような場合は早めに医療機関を受診してください。

◎強い痛みが数日以上続く
◎発熱を伴う
◎腕のしびれや力が入りにくい
◎首が全く動かせない状態が続く
◎転倒や外傷のあとに痛みが出た

特に子どもでは、まれに「環軸関節回旋位固定(首の関節のずれ)」や感染症、筋性斜頸などが隠れていることもあるため注意が必要です。

小児科?整形外科?どこを受診すればいい?

軽い痛みで全身状態が良好であれば、まずは経過を見ることも可能です。ただし、痛みが強く首を動かせない、痛みの箇所がはっきりしている、首をかしげたまま動かないなど、骨、関節、筋肉のトラブルが疑われる場合は整形外科の受診が適しています。

一方で、首の痛みだけでなく、発熱や全身のだるさがある場合、嘔吐や意識がぼーっとしている場合は、感染症の可能性もあるため小児科の受診を優先してください。迷った場合は、まずかかりつけ医に相談すると安心です。

予防のポイントは「日常の姿勢」

寝違えを繰り返さないためには、日常の姿勢を見直すことが重要です。

○スマホやタブレットは目の高さで使う
○長時間同じ姿勢を避ける
○枕の高さを見直す
○適度に体を動かす

こうした習慣が、首や肩への負担を減らします。

まとめ

子どもでも寝違えは起こりますが、多くは一時的なもので、適切に対応すれば自然に改善します。ただし、症状の程度や経過によっては、注意が必要なケースもあります。子どもの体は柔軟ですが、その分、成長過程での「ゆがみ」の影響を強く受けます。

「いつもと違う痛み方をしていないか」「元気はあるか」といった視点で見守りつつ、無理をさせず適切に対応することが大切です。日頃から姿勢や生活習慣を整えることが、予防につながります。

※記事の校閲にAIを使用しています。

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