
ご家庭でまずできること
◆楽な姿勢で休ませる
「まっすぐ向きなさい」と無理に直したり、首を揉んだりひねったりするのは避けてください。
◆冷やしすぎない
痛いところが熱を持っている時は冷やしてもいいですが、冷やすなら、タオルで包んだ保冷剤を短時間あてる程度に。急性期でないときはどちらかというと温めた方がいいことも。
◆スマホ・タブレットの姿勢を見直す
うつむいたまま長時間見る姿勢や、寝転んでの動画視聴は首への負担大。画面を目の高さに近づけ、30分に1回は休憩を。小さなことですが、繰り返しの蓄積が首への負担を減らします。
※痛みが強い場合や長引く場合は、自己判断で対処を続けず、早めに医療機関に相談しましょう。
こんなときはすぐ受診を。見逃してはいけないサイン
以下のような症状がひとつでもあれば、「寝違えだろう」と決めつけず、早めに医療機関を受診してください。
●発熱・のどの痛み・中耳炎のあとに首が傾いている
●転倒や打撲のあとから首を痛がる
●首が傾いたまま戻らない、顔の向きが固定されている
●痛みが強く、少し動かすだけで泣く
●頭痛・嘔吐・手足のしびれ・ぐったりしている
多くの場合は1~2週間で改善しますが、上記のような症状がある場合は検査や専門科への相談が必要です(出典:日本小児整形外科学会「斜頸~赤ちゃん編~」)。
小児科?整形外科?どちらに行けばいい?
迷ったときの目安をまとめます。
◎小児科がよい場合:
発熱がある、のどが痛い、風邪をひいていた、中耳炎を繰り返している、ぐったりしている——など、全身状態が心配なとき。感染症が背景にないかを確認してもらうことが大切です。
◎整形外科がよい場合:
転んだ・ぶつけた・スポーツ中に痛めた、首が傾いたまま戻せない、痛みが数日経っても続く——など、骨や関節の問題が疑われるとき。とくに首が傾いたまま固定されているように見える場合は、環軸関節回旋位固定の可能性があるため、整形外科での評価が重要です。
迷う場合は、まずかかりつけの小児科に相談してください。
必要に応じて整形外科、耳鼻科、眼科などに紹介してもらえます。
※なお、目を開けているときだけ首が傾き、目を閉じると傾きがなくなる場合は「眼性斜頸」といって斜視が原因のことがあり、眼科の受診が必要になることもあります。意外と知られていないポイントです。
おわりに
子どもの首の痛みは、多くは筋肉のこわばりや軽い寝違えのようなもので、数日で改善します。しかし、子どもの場合は「風邪のあとに首の骨がずれて動かなくなる」という、大人ではあまり起こらない特有のトラブルがある点は覚えておいていただきたいと思います。
ご家庭で心がけたいことは、
・無理に動かさない
・痛み以外の症状をよく見る
・長引くときは受診する
の3つです。
お子さんの様子がいつもと違うと感じたら、早めに医療機関へ相談してください。
※本記事の作成・推敲にあたり、文章構成案および表現整理の補助として生成AIを使用しました。医学的内容については医師が確認し、必要に応じて公的機関・専門学会等の情報を参照しています。
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