熱中症対策は朝ごはんと睡眠がカギ!暑さに負けないポイントを医師が解説

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熱中症は家の中でも起こります

「今日は外に出ていないから熱中症は大丈夫」とは言い切れません。
熱中症は室内でも、特別な運動をしていないときでも起こります。
窓を開けていても、気温や湿度が高ければ十分に体温を下げられないことがあります。室温を確認し、必要に応じてエアコンなどを適切に使用しましょう。厚生労働省も、室内ではエアコン等による温度調節、遮光カーテンなどの活用、こまめな室温確認を勧めています。
ここで注意したいのは、気温だけでは熱中症の危険度を判断しきれないということです。
熱中症には湿度や日差し、風なども影響します。そのため参考になるのが「暑さ指数(WBGT)」です。WBGTは、気温だけでなく湿度や日射なども考慮して熱中症の危険性を示す指標で、環境省・気象庁が熱中症警戒アラートにも活用しています。
暑い日の外出や運動を計画するときには、天気予報の最高気温だけでなく、暑さ指数や熱中症警戒アラートも確認する習慣をつけるとよいでしょう。

おじいちゃん、おばあちゃんにも声かけを

子育て世帯では、お子さんだけでなく、同居している祖父母にも気を配っていただきたいと思います。
高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくくなったり、体温を調節する機能が低下したりするため、熱中症のリスクが高くなります。また、高齢者の熱中症は室内や夜間にも起こります。

「暑くないからエアコンはいらない」
「のどが渇いていないから飲まなくて大丈夫」

という本人の感覚だけに任せず、

「部屋、暑くなってない?」
「エアコンついてる?」
「お水飲んだ?」

と周囲から声をかけることが大切です。
子どもも高齢者も、本人が助けを求めるのを待つだけではなく、周囲が先回りして環境を整えることが熱中症予防につながります。

「熱中症かも」と思ったらどうする?

熱中症が疑われたら、まず暑い環境から離れ、冷房の効いた室内や風通しのよい日陰など涼しい場所へ移動します。
衣服をゆるめ、首まわり、わきの下、足の付け根などを冷やし、本人がしっかり受け答えでき、自分で飲める状態であれば水分を補給します。
一方で、

○呼びかけへの返事がおかしい
○意識がぼんやりしている
○意識を失った
○けいれんしている
○自力で水分を飲めない
○涼しいところで休ませても症状が改善しない

といった場合には、自宅だけで様子をみず、速やかな医療機関への相談や救急要請が必要です。特に意識がおかしい場合は重症の熱中症を考え、緊急性の高い状態として対応します。

「頑張らせない」ことも立派な予防です

熱中症予防で大切なのは、特別な対策を一つ行うことではありません。
よく眠る。朝ごはんを食べる。こまめに水分をとる。暑いときには休む。エアコンを適切に使う。
こうした毎日の小さな習慣の積み重ねが大切です。
そしてもう一つ、子どもたちに伝えてほしいのが、
「しんどかったら休んでいい」
ということです。
スポーツでも、外遊びでも、学校行事でも、「みんながやっているから」「あと少しだから」と我慢してしまうことがあります。
しかし、暑さの感じ方やその日の体調は一人ひとり違います。
熱中症は、重症になってから治療するより、「今日はちょっとしんどい」という段階で休むことの方がずっと大切です。
大人が子どもの様子をよく見ながら、「水分飲もうか」「一度休もうか」と声をかける。それが夏の子どもたちを守る、大切な熱中症対策だと思います。

※本記事の作成にあたり、文章表現の確認や校閲の一部に生成AIを使用しております。

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