
矯正しなくてもできることはある?
歯並びには、日常の習慣が関与していることもあります。例えば、指しゃぶりや口呼吸、舌の位置、頬杖やうつ伏せ寝などの姿勢は、顎や歯列の発育に影響を及ぼす要素です。
そのため、まずはご家庭でできる範囲で生活習慣を見直してみることも大切です。指しゃぶりや爪かみなどの習癖を見直す、口呼吸ではなく鼻呼吸を意識する、姿勢を整えるなど、日常の中で改善できるポイントもあります。
ただし、こうした取り組みを行っても変化が見られない場合や、そもそも何に気をつければよいか判断が難しい場合には、一度専門的な視点で確認してもらうことをおすすめします。
子どもの矯正にはどんな方法がある?
よく使われる装置だと、顎の幅を広げて歯が並ぶスペースを確保する装置や、マウスピース型装置、ワイヤーを用いて歯を動かす方法など、症状に応じて複数の選択肢が存在します。同じ「子どもの矯正」であっても、すべての方に同じ装置が適しているわけではなく、それぞれの状況に合わせた方法を組み合わせていくことも少なくありません。
取り外しができる装置(可撤式)は、装置によって推奨の装着時間は異なりますが、食事や歯みがきの際に外せるため衛生的に管理しやすい一方で、決められた時間きちんと使用できるかどうかが重要になります。反対に、歯に固定するタイプの装置(固定式)は装着時間を気にする必要がない反面、清掃や違和感への配慮が必要になります。
歯並びの状態だけでなく、顎の成長段階や生活スタイル、お子さまの性格なども踏まえて選択していきます。
治療期間については、歯を実際に動かす期間は1〜2年程度がひとつの目安となることが多いですが、子どもの場合はそれだけで完結するわけではありません。永久歯への生え変わりや顎の成長を見ながら経過を追っていく必要があるため、一定期間ごとの通院と観察が重要になります。
「気になる段階」での相談が大切です
子どもの歯並びは、成長とともに変化していくものです。そのため、「今すぐ治療が必要かどうか」だけで判断するのではなく、現時点の状態と今後の見通しを把握することが重要です。
歯並びやかみ合わせに少しでも気になる点がある場合には、早い段階で専門的な視点から確認しておくことで、適切なタイミングを逃さずに対応することができます。結果として、より負担の少ない方法での改善につながる可能性もあります。
お子さまの将来のお口の健康のために、「気になる」と感じた時点で一度相談してみることをおすすめします。
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