どうすればいい?子どもが季節性感染症に罹ったときの対応についてクリニック院長の中澤先生にお伺いしました

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受診・相談の目安(迷ったら早めに)

呼吸が苦しそう、顔⾊不良・唇が紫、⽔分がとれない/尿が少ない、ぐったりして反応が弱い、けいれん、6か⽉未満の乳児、持病の悪化が⼼配なとき などはすぐ受診してください。
抗インフルエンザ薬(オセルタミビル等)は発症から48時間以内の開始が最も効果的です。対象や必要性は医師が総合判断します。
発熱後2⽇間は異常⾏動対策として、未成年者を⼀⼈にしないなど、転落等の事故防⽌も重要です。

家族にうつさないために

感染しやすい期間:
発症前⽇から発症後5〜7⽇、特に最初の3⽇がうつしやすくなります。また、⼩児では⻑くなることがあります。
家庭内での⼯夫:
可能なら部屋を分ける/看病者を限定する
⼿洗い、咳エチケット、不織布マスク(症状のある本⼈・看病者)
こまめな換気と、⾼頻度接触⾯(ドアノブ、リモコン等)の清掃
タオルや⾷器の共⽤を避ける

登園・登校の目安(日本の基準)

発症後5⽇を経過し、かつ解熱後2⽇(幼児は3⽇)を経過するまでが出席停⽌の⽬安です(医師の個別判断で短縮される場合あり)。

インフルエンザはウイルス感染のため抗菌薬(抗⽣物質)は原則無効です。細菌性肺炎などの⼆次感染が疑われる場合に限り医師が判断して使⽤します。
インフルエンザに罹っている間、⽔分摂取を第⼀としてください。⾷べられる段階になればおかゆ・煮込みうどん・野菜スープ・ヨーグルト・バナナなど消化がよいものから始めましょう。⾟い・脂っこい・⾷物繊維が多いものは⼀時的に控えましょう。

まとめ

インフルエンザの基本は、休むことと、広げないことです。早めの受診や、予防接種の徹底など、少しの心持ちでその後が変わってきます。流行したと慌てる前に、日頃の対策を心がけましょう。

参考⽂献・出典(公的・学会中⼼)
厚⽣労働省「令和7年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」:異常⾏動への注意(発熱後2⽇間は未成年者を⼀⼈にしない 等) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-k
ansenshou/infulenza/QA2025.html
(最終アクセス:2025-11-21)
厚⽣労働省「⼩児に対するインフルエンザワクチンについて」:13歳未満2回、 2〜4週(推奨4週) https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001256393.pdf ( 2024-05-23公表、最終アクセス:2025-11-21)
⽇本⼩児科学会「2025/26シーズンのインフルエンザ治療・予防指針」:抗ウイルス薬の48時間以内投与の意義等 https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=655 (2025-10-07
、最終アクセス:2025-11-21)
国⽴健康危機管理研究機構(旧・国⽴感染症研究所)「インフルエンザ(詳細版)」:抗原ドリフトの解説
https://id-info.jihs.go.jp/diseases/a/influenza/010/index.html (最終アクセス:
2025-11-21)
CDC「Signs and Symptoms of Flu」:⼩児で嘔吐・下痢がみられること https://www.cdc.gov/flu/signs-symptoms/index.html (最終更新:2024-08-26、最終アクセス:2025-11-21)
CDC「How Flu Spreads/When Are People with Flu Contagious?」:発症前
⽇〜5〜7⽇、最初の3⽇が最も感染性⾼い https://www.cdc.gov/flu/spread/index.html (最終更新:2024-09-17、最終アクセス:2025-11-21)
厚⽣労働省「令和6年度 インフルエンザQ&A」:抗菌薬はインフルエンザに無効
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-k ansenshou/infulenza/QA2024.html (最終アクセス:2025-11-21)
CDC「Treatment of Flu」:抗ウイルス薬と抗菌薬は別物 https://www.cdc.gov/flu/treatment/index.html (最終更新:2024-09-09、最終アクセス:2025-11-21)
PMDA「緊急安全性情報:ジクロフェナクナトリウム製剤」:インフルエンザ脳炎・脳症との関連 https://www.pmda.go.jp/files/000148557.pdf (最終アクセス: 2025-11-21)
厚⽣労働省「市販の解熱鎮痛薬の選び⽅」:⼩児はアセトアミノフェン、⼀部 NSAIDsは慎重に https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00404.html (最終更新:2022-10-25、最終アクセス:2025-11-21)
⽇本⼩児科学会「インフルエンザ流⾏に対する注意喚起(2025/1/29)」:経⼝補⽔・体温管理の推奨 https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20250129_infuru_chui.pdf (2025-01-29、最終アクセス:2025-11-21)
消費者庁「経⼝補⽔液」:ORSの定義・位置づけ
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_for_special_dietary_use s/assets/food_labeling_cms206_20240430_07.pdf (2024-04-30、最終アクセス
:2025-11-21)
学校保健安全法に基づく出席停⽌(例:東京都教育委員会周知資料)発症後5
⽇・解熱後2⽇(幼児は3⽇)
https://www.metro.ed.jp/miyake-h/assets/filelink/filelink-pdffile-5523.pdf (最終アクセス:2025-11-21)
政府広報オンライン「インフルエンザの感染を防ぐポイント」:⼿洗い・マスク・咳エチケット https://www.gov-online.go.jp/article/200909/entry-8422.html
(最終アクセス:2025-11-21)
厚⽣労働省(保育関係者向け資料)「発熱時の対応」:おかゆ・野菜スープ・煮込みうどん等の例 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/hoiku02_0003.pdf
(最終アクセス:2025-11-21)

※本資料は⼀般的な情報提供を⽬的としています。個別の診療はかかりつけ医にご相談ください。※草案作成・校閲の⼀部に⽣成AIを使⽤しています。

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