子どもがケガをした時に気をつけることは?クリニック理事長林裕章先生にお伺いしました

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絆創膏は「貼るべき?貼らなくていい?」迷ったときの目安

絆創膏を貼った場合は、濡れたり汚れたりしたらこまめに交換をしましょう。そのたびに「赤く腫れていないか」「膿(うみ)が出ていないか」をチェックしてあげてくださいね。

こんなときは迷わず病院へ

以下のような場合は、自宅で様子を見ずに、早めに形成外科・外科・皮膚科を受診してください。
●傷が深く、パックリ開いて中の組織が見える
●5〜10分押さえても血が止まらない
●傷の中に砂・木片・ガラスなどが残っている(自分で取ろうとしない!)
●顔の傷(特にまぶた・唇・眉のあたり。お子さんの将来のためにも、迷わず形成外科へ)
●動物(犬・猫)や人に咬まれた傷(感染リスクが非常に高く、絆創膏で蓋をするのは危険です)
●後から傷の周りが赤く腫れてきた、熱を持ってきた、痛みが強くなった
●土やサビで汚染された深い傷(破傷風のリスクがあります)

破傷風予防はワクチンで守られています

土やサビで汚染された深い傷では、破傷風という重い感染症のリスクがあります。日本では生後2か月から始まる5種混合ワクチン(旧・四種混合)に破傷風が含まれているため、定期接種を受けているお子さんは基本的に守られています。母子手帳でスケジュールを確認しておくと安心ですね。

いちばん大切なのは「最初の洗浄」

子どもの小さなケガで、傷あとを残さず早くきれいに治すための一番のポイントは、「何を塗るか」ではなく「最初にどれだけしっかり洗うか」です。
ママ・パパが落ち着いて、優しくケアしてあげること。それが、お子さんの傷を「早く・きれいに」治す近道です。 今日からの応急処置に、ぜひ役立ててください。

【参考文献・出典】
日本創傷外科学会「擦り傷」「切創,裂創,擦過創,刺創,異物」「一般の皆様へ:キズは湿らせたほうが早く治ると言われていますが?」
American Academy of Dermatology「How to treat minor cuts」「Wound care: How to minimize a scar」
Mayo Clinic「Cuts and scrapes: First aid」
NHS「Cuts and grazes」
CDC「Clinical Guidance for Wound Management to Prevent Tetanus」
厚生労働省「5種混合ワクチン」「DTワクチン」「予防接種法に基づく定期接種」

※本記事の作成・推敲にあたり、文章構成案および表現整理の補助として生成AIを使用しました。医学的内容については医師が確認し、必要に応じて公的機関・専門学会等の情報を参照しています。

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