
子どもに使う絆創膏を選ぶときのポイント
子ども用の絆創膏を選ぶ際は、次の点を目安にすると安心です。
○キズより少し大きめのサイズ
○指やひざなど、貼る場所に合った形
○汗や水に強く、はがれにくいもの
従来の絆創膏は、「キズを保護する」ことを主な目的とし、キズを乾かして、かさぶたを作るケアが一般的でした。
一方、ハイドロコロイド絆創膏はキズから出る体液(滲出液)を吸収し、うるおいを保つことで、キズが治りやすい環境を整える絆創膏です。このようなケア方法は、湿潤療法(モイストヒーリング)とも呼ばれています。
キズの状態を確認し、赤く腫れてきたり、強い痛みが出たりといった異変がない場合は、貼り替えの回数を減らしながら使用できるのも特長です。
ただし、テープがはがれてきた場合や、白くふくらんだ部分から液がもれてきた場合、また外から水や汚れが入ったときは、貼り替えるようにしましょう。
キズが治ってくると、貼り替えるたびに、テープの中の白くふくらむ部分が少しずつ小さくなっていきます。この白いふくらみが目立たなくなってきたら、キズが回復してきたサインと考えられます。
なお、貼るときは、貼ったあとに1分ほど手で軽く押さえることで、体温でなじみ、より密着しやすくなります。
絆創膏メーカーで働く親として、実際にしていること
私自身、保育園に通う子どもがいます。保育園で転んでケガをした日は、「消毒をしました」と報告を受けることも多くあります。
本当は消毒をしないほうがよいと分かっていても、園のルール上、難しい場合があるのも現実です。そんなときでも、帰宅後はハイドロコロイド絆創膏を貼って、キズを保護するようにしています。
また、絆創膏の会社で働いていることもあり、自宅にはさまざまなサイズの絆創膏があります。ちょうどよいサイズがない場合は、フリーサイズの切って使えるものを使うこともあります。
柔らかくフィットするタイプなら、「はがしたい」と言われることはほとんどありません。目立ちにくいので、園の写真撮影があっても気になりにくいと感じています。
年齢についての注意(大切なお知らせ)
ハイドロコロイド絆創膏は、製品やメーカーによって使用できる年齢の目安が異なります。
これは、はがれた際に口に入れてしまう可能性があることや、乳幼児の皮膚はまだ薄く、とてもデリケートなためです。ご使用の際は、必ず製品の注意書きを確認し、お子さまの年齢や肌の状態に合ったものを選ぶようにしましょう。
おうちで様子を見られるキズ・医療機関への相談を考える目安
おうちで様子を見られることが多いケース
・小さな擦りキズ、切りキズ
・出血がすぐに止まった
・腫れや強い痛みがない
医療機関に相談したほうがよいタイミング
●感染しているキズ(赤くなっている、膿が出ている、熱を持っている)
●かみキズ(犬、猫などの動物や人に噛まれてできたキズ)
●裂けキズ(キズ口が裂けたようなギザギザなキズ)
●やけど(広い範囲のやけど、深いやけどなど)
●出血がひどいキズ(数分押さえていても血が止まらないキズ)
●石、砂、その他異物が入って、洗浄だけでは取れないようなキズ
●深いキズ
少しでも不安を感じた場合は、無理に自宅で対応せず、医療機関に相談することが大切です。
おわりに
子どものケガは、どうしても避けられないもの。
だからこそ、少しでも痛みを和らげ、キズ跡が残りにくいようにできたらと感じています。
絆創膏メーカーとしての知識と、毎日の子育ての中での実感が、同じように悩む保護者の方のヒントになれば幸いです。
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