市販の漢方を子どもに飲ませるときの3つのルールをクリニック院長の中澤先生にお伺いしました

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最近SNSで漢方薬が流行っているけれど、美容目的で子どもが飲むのは大丈夫?漢方薬ってふつうの薬とどう違うの?そんな疑問について、今回はなかざわ腎泌尿器科クリニック院長、中澤佑介先生にお答えいただきました。

子どもに漢方薬って飲ませてもいいの?

結論からいいますと、市販の漢方薬でも、
(1)年齢・用量(飲む量)を守る
(2)重ね飲みをしない
(3)数日で良くならなければ中止して相談
この3つを守れば、基本的には子どもにも使えます。心配なときはまず薬剤師へ、必要に応じて小児科へご相談ください。
添付文書(箱の中の説明書)に、飲める年齢、量、注意点が書いてあります。

「漢方薬」と「西洋薬(抗生物質)」とのちがい

漢方薬は1つの薬に複数の植物由来成分(生薬)が入ります。

体質に合わせる考え方(証=しょう)というものがあり、伝統的に体質や症状のまとまりで薬を選びます。ただし市販薬は添付文書に書かれた効能・用量・年齢を守るのが基本です。

科学的根拠(エビデンス)は処方ごとに差があり、効く病気もあれば、はっきりしないものもあります(例:花粉症予防では小青竜湯の効果が明確でなかった試験があります)。相互作用とは、別の薬と組み合わせた時に効き方や副作用が変わることです。

市販の漢方を子どもに飲ませるときの3つのルール

○年齢と量を守る
製品ごとに「7歳未満は×」などの決まりがあります。
○重ね飲みをしない
かぜ薬・ドリンク剤などに同じ生薬(例:甘草・麻黄)が入っていることがあります。
○2~3日で良くならなければ中止して相談
長く続けるのはNG。「改善しない時は相談」と説明書にもあります。

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