先生に叱られた理由が分からない。反論できなかった少女の対策は「みんなと同じ」子どもはみんな芸術家[3完]|にょろ。の育児日記

前回の話
小さなころから創作や絵を描くことが大好きだったにょろさんは、小学校の授業で自分だけの本をつくることになり、喜んで取り組んでいました。ファンタジーなお話の挿絵を創意工夫を凝らして描いていたところ、先生から「ふざけてないでちゃんと描きなさい!」と言われてしまったのです。

摘み取られた芽たち[3完]










思いもしないタイミングで叱られた小学生の頃。
自分でいうのもなんですが、普段おとなしくてルールを破ったりトラブルを起こすこともない、優等生タイプだったので、「叱られる」こと自体に慣れてもいなかったんです。
慣れない叱責、しかも「何故叱られたかわからない」。理不尽だ!という思いより、「どうしよう、叱られてしまった、周りの注目を浴びてしまった」と混乱してしまいました。

親に「先生に叱られた」なんて言ったら怒られると思い、誰にも話さず大人になりました。
実際は「何がダメだったか」を説明されていたのかもしれませんが、記憶には全くなく。
記憶力は良い方なので、確かに「叱るだけ叱って説明なし」だったのだと思います。

今思い返しても「解せぬ!!」とモヤモヤします。せめて何が悪かったか教えてくれ先生ぃ

創作は嫌いにはなりませんでしたし、話を考えたりするのは今も好きですが、「思い切った表情、構図、シチュエーション、色使いで描く」のは少し躊躇してしまいます。「なにかおかしいと言われるかも」と不安になります。(誰も言わないとは思いつつ、です)

こんな思いは子供達にしてほしくない。仮にしてしまっても相談してもらえる、フォローできる、環境を作っていきたいですね。

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[作者]にょろ
うっかりポンコツなアラフォーママです!
つわりの酷かった妊娠中の話、日常のわちゃわちゃ、悩み事など色々漫画にして描いてます。

[編集コメント]ママ広場編集部
みんなの前で大きな声で叱られてしまって、ショックも大きかったですよね。苦い体験を乗り越えたにょろさんとご主人ですから、お子さんたちの想像力の芽は大切に守られることでしょう。

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