
ピークにズレがあるため、A型とB型、両方かかることも
これら二つの型には流行のピークにズレがあるため、最悪の場合、ひと冬の間にA型に感染し、回復した直後に今度はB型に感染するという「二度手間」の事態も起こり得ます。
現在のワクチンは、A型の代表的な2系統とB型の2系統、計4種類のウイルスに対応した「4価ワクチン」が主流となっており、一度の接種で両方の型に対する備えができるよう設計されています。
結局のところ、A型とB型のどちらがより危険であるかと一概に決めることはできません。A型はその爆発力による社会的な影響が大きく、B型は消化器症状を伴う特有の苦しさがあります。どちらの型であっても、高齢者や乳幼児にとっては肺炎や脳症といった重篤な合併症を招く恐れがあることに変わりはありません。
日頃の手洗いや加湿といった基本的な予防を徹底し、流行の波に合わせた柔軟な対策を講じることが、健康を守るための最も確実な手段といえるでしょう。
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