[8]まだまだ義母に嫌われています|「着替えをお願いしてもいいですか?」義母に頼んで危険回避

アイコンイメージ
前回のお話

夫ゆうさん、妻マキさんの二男ハルタくんのお食い初めを自分がすると言って譲らなかった義母。溺愛する孫のことになると何を言っても聞かないと全て義母にお任せすることに。すると義母は喜んで準備を始め、生後キッチリ100日後に合わせてゆうさんの仕事を休ませてでも決行する気合いの入れよう。マキさんのご両親も招待され、義実家で行われたお食い初めでは大変立派なお料理が並んでみんな感激。その後、お食い初めの担当は無理くり義母にがやることになり、いざ料理をハルタくんの口元へ運ぼうとした義母を大慌てで止めたゆうさんが、「虫歯がうつるから」と言うと、「お箸やお皿を共有してもうつらない」とドヤ顔の義母。さらに「うつるのは虫歯以外にも・・」とマキさんが言うと、「は!?私が何かうつすってこと?」とキレる義母をなだめていると、掴んでいたからあげを義母に差し出したカナタくん。その手ごとパクリと口に入れた義母を見て驚マキさんが慌ててカナタくんの手を拭うと、「私ってそんなに汚い?」と不満そうな義母。なんとかなだめるものの、「もういいからお食い初めの続きをして・・」と呆れながら義父が言い、義父の監視のもと滞りなくお食い初めは行われ一安心。ふと気が付くと、カナタくんが真っ赤な顔をしていました。

1話目から読む

「あらあら大変。余ったものは包むわね」帰ろうとするとかいがいしい義母

なかなか進まないお食い初めの儀式。「もういいからお食い初めの続きをして・・」と義父が言い、再開することに。義父の監視のおかげで、お食い初めはつつがなく終了したのでした。その後、みんなで鯛を食べようということになり、ほぐした鯛の身をカナタに差し出すと、パクリと食べたものの、その後、食べようとせず、下を向いているカナタ。「あれ・・カナタ?」と心配で声をかけると、カナタが真っ赤な顔をしていました。

「あれ・・カナタ?大丈夫?」カナタに声をかけると、「ん」と言うものの、「熱いかも」と呟く私。すると「体温計持ってくるわ」とゆうが言い、「ごめん。ありがとう」と言った後、カナタの熱を測ることに。

そして、「そうだ今のうちに」と思い、「お母・・」と言いかけてハッと気がつき、「お義母さん、申し訳ないですが、ハルタのお着替えをお願いしてもいいですか?」とたずねると、「あらもちろんよ」とにんまり笑いながら答える義母。

そして、「ハルタちゃんおいで~。オムツもついでにかえましょうか~」そう言って、ハルタを抱っこして部屋を出て行く義母を見て、「機嫌を損ねずに済んだ・・」とホッとする私。
そして、「わっ38.8」カナタの熱が高く、「急にあがったな・・」とゆうもビックリ。

「今日はこのままおいとまさせていただこうか?」と言うと、「そうだね」とゆう。それぞれ子どもを抱き上げていると、「そうね。私たちも・・」と私の両親も言いました。

すると、「あらあら大変。余ったものはせっかくだから包むわね」そう言って、義母は料理を詰めてくれ、「何から何まで申し訳ありません」と母が頭を下げていました。

顔が赤いカナタくんのおでこに手を当てると熱い。熱を測ろうとしたマキさんは、咄嗟に義母に弟ハルタくんの着替えをお願いし、機嫌を損ねないようにしました。カナタくんの熱は38.8度と高くなり、このままおいとましようとすると、マキさんの両親も一緒に帰ることに。それを見て、手をつけていない料理を持ち帰れるよう折に詰めてくれる義母、マキさんの作戦のせいか、義母がとっても親切に感じてしまいますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。

この記事をSHAREする