[3]まだまだ義母に嫌われています|完璧に準備された素晴らしいお食い初めの料理。褒められて上機嫌の義母

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前回のお話

孫を溺愛しすぎるがゆえに時々周りが見えなくなるほど自己満足で自己中な行動に出る義母。義母の思い通りにならないと、「マキさんの差し金」などと言われる妻マキさんは、義母の暴走が始まるたびに悩まされていました。二男ハルタくんのお食い初めは自分がやると決めている!と言って聞かない義母にお任せすることにすることにしたマキさん夫婦。絶対に生後100日目に行うと譲らない義母のため、夫ゆうさんは有休をとることになったのでした。そして迎えた当日。招待されたマキさんの両親も義実家にやって来ました。

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口々に褒められて鼻高々の義母は上機嫌

義母の強い希望で全面的にお任せすることになったハルタのお食い初め。長男カナタの時は私たちがホテルのレストランを予約して行いましたが、今回は義実家で義母が全て準備してくださいました。私の両親も招待いただき、義実家に集まりました。

テーブルに並べられたお食い初めのお料理を見て一同ビックリ!ホテルレストランにも負けないくらい、とても立派なお食い初めの準備をしていただいていました。私の両親も「まぁ!!準備大変だったんじゃ・・・」「おぉこりゃすごい」と私の両親も口々に言っていました。

義母は嬉しそうな笑顔で「そんなそんな、ハルタちゃんのためですから」と言って「ささっ座ってください。ゆうくんもマキさんも座ってちょうだい!」とご機嫌です。
「様はありがとうございます。」と、とても素敵なお食い初めの準備に感激して心から感謝しました。

義母に「あら。祖母として当たり前のことをしてるのよ!あなたのお礼なんていらないわよ~うふふふふ」と勝ち誇ったように笑いましたが喜びも隠し切れない様子。そうですよね、とこの場では言っておくしかありません。

義母はハルタの衣装も準備してくれていました。「ハルタちゃんをこの衣装に着替えさせて!!」可愛らしい袴風の衣装です。

ところが、着替えさせようとしたタイミングでハルタが泣き出しました。私が少し慌てて「あれ?お腹空いたかな~。ちょっとミルク飲ませてから着替えします~」と言うと、「いいわよ!じゃ先に皆さん召し上がってください」と言いつつ、私に「さっ!いくわよ!」と別室への移動を促しました。素直に義母について行きつつ、内心では「なんか今日は機嫌がいいかも」と思っていました。

この日のお義母さんはご機嫌ですね。とても立派なお食い初めのお料理。お義母さんひとりで全て準備するなんてすごいですね。「私がやるって決めてる」と言い切るだけあって、素晴らしいお食い初めになりそうです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。

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