[2]まだまだ義母に嫌われています|義母の意気込みに不安しかない。「仕事は休んで」夫の都合はお構いなし

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前回のお話

2人の息子カナタくんとハルタくんのこととなると溺愛ゆえに張り切りすぎる義母に毎度振り回されるマキさんと夫ゆうさん。「いつもごめんな」とゆうさんも諦めるほどに、義母の自分本位で周りを巻き込む行動は誰にも止められないのでした。ある日、ハルタくんのお食い初めを仕切りたい義母から届いたメッセージに天を仰ぐゆうさん。カナタくんと同じように、ホテル内のレストランで行う予定だと伝えても、断固拒否、義母自身がやると勝手に決めているのでした。こうなると何を言っても聞かない義母が良くわかっているマキさんは、諦めて義母にお任せすることにしました。でも内心は張り切りすぎる義母の様子に不安しかありません。

100日目のお祝い日は絶対にずらせない

ハルタのお食い初めを義母にお任せすることにしてから数日後、義母から日程のことで連絡がありました。『ちょうど100日目は水曜日ね。ゆう君、お仕事休んでね。』息子の成長を祝う儀式ではあるものの、仕事を休んでまでと思う夫はすぐに『週末じゃダメなの?』と義母に伝えましたが、義母には通用しなかったようです。『ダメに決まってるじゃない!100日目のお祝いなんだから!!』と絶対に聞き入れない様子の返信がありました。

義母の意気込みにうなだれる夫。「こっちの都合はお構いなしなのなんでだろ・・・」ハルタのことを愛してくれることはありがたいことですが、義母が張り切りだすともう誰にも止められません。「でも、日程ずらしたら?一生文句言われそう・・・」夫の仕事の都合も理解できますが、週末の予定だったお食い初めの日程をずらした方がトラブル回避になりそうです。

大きなため息を何度もついて、夫は「オレ有休取るわ」と言いました。「その方がいいかも。お義母さん、すごい張り切ってるね。」と私が言うと、「うん・・・不安しかない」と夫はげんなりしていました。

しばらくして、母から電話があり、義母にハルタのお食い初めに招待されたと知りました。

まさか母も招待いただけるとは予想もしていなくて驚いた私です。「ご迷惑になるかなと思ったんだけど・・・ぜひにって言われてお邪魔することにしたわ」と母は言いました。夫は私と母のやり取りをそばで聞いていて不安そうに「うちの母さんお義母さんにまで直接連絡したのか・・・張り切ってて・・・怖い・・・」とまた大きなため息。張り切ってて怖い気持ち、私も全く同感でした。

「お食い初めどうする?」と聞いてきた時には既に自分でやると決めていたお義母さん。大好きな孫のために本当に張り切っていますが、周りの都合が見えなくなってしまっているようですね。素敵な会になることを祈るばかりです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。

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