[20]男の子を産めない嫁は失敗|非常識はどっち!?長男至上主義の価値観を押し付ける義母に物申す

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前回のお話

トモコさんが嫁いだ先は、男の子至上主義の義母がいる家でした。「嫁は言う事を聞くのが当たり前」「義両親と同居しないなんてあり得ない」「男の子が産めない嫁は失敗」など何においても男尊女卑の価値観を振りかざす義母に疲弊するトモコさん。しかし、義母と夫ユウタさんの仲を悪くしたくないという想いから、言い返すことはせず耐える日々を送ります。しばらくしてトモコさんは長女カノンちゃんを出産。すると義母が急に押しかけてきて「女の子なのよね残念、次は男の子よ~」と産んだ早々男の子を急かします。ストレスが募ったトモコさんは理由をつけて義母と関わる機会を減らそうとしますが、その努力も空しく、突然家に来ては2人目を急かし「産み分けしてる?月に何回くらいしてるの?」とデリカシーのない質問を投げかけられ、法事のタイミングで久しぶりに義実家に帰れば、「これからは何でも言う事を聞くこと、男の子が産めないならそのくらいして」と時代錯誤な注文を受けます。義母から発せられる数々の問題発言に耐えられなくなったユウタさんは、トモコさんに「カノンが大きくなったら2人で帰るよ、トモコはもう帰らなくていいからね」と言いました。もう帰らなくていい、そう言われてトモコさんはほっと胸を撫で下ろします。それから時が経ち、トモコさんは次女ココネちゃんを出産。今回は義母に産院を教えなかったので急な訪問はなく、家族水入らずで穏やかな入院生活を過ごしました。退院して数日が経った頃、自宅でココネちゃんを寝かしつけていると、突然インターホンが鳴りました。嫌な予感がしながらドアを開けると、そこにはしかめっ面をした義母が立っていました。自宅に上がるなり「初めまして~ココネちゃん、すぐに会いたかったけどママが意地悪で産院教えてくれなかったのよ~」トモコさんへの嫌味を添えて、ココネちゃんに挨拶をする義母。トモコさんは目を逸らしながら「そ・・・そんなことは」と言いました。

1話目から読む

アポ無しでやってきたと思えば「なんで男の子じゃないの?」

出産から数日が経った頃、自宅でココネを寝かしつけていると、突然インターホンが鳴りました。嫌な予感がしながらもドアを開けると、そこにはしかめっ面をした義母の姿が。義母はズカズカと自宅に上がり込むと、「初めまして~ココネちゃん、すぐに会いたかったけどママが意地悪で産院教えてくれなかったのよ~」と私への嫌味を添えてココネに挨拶をします。

「でも、また女の子なのね~ちゃんと産み分けしたの?次は男の子って話したじゃない」目の前にココネがいるのに、女の子が産まれたことを責めるように話す義母。産み分けでどうこうなる話じゃないし・・・と言いたい気持ちを抑えて「そんな簡単には・・・」と答えました。

私が言い返さないのをいいことに、義母の嫌味はヒートアップ。「あれじゃない?目上の人を大切にしない、私の言う事を聞かない、そういうのが積み重なって罰が当たったんじゃない?」男の子を授からないのは私の日頃の行いが悪いせいだと言い始めました。

「だってあなた非常識じゃない!帰省もしない、子どもも見せに来ない、私の思う通りに動かないでしょ?」私への不満を次々と並べる義母。そして、私とユウタの結婚を心底後悔していると言いました。この人にとって、嫁は、子どもは何なんだろう。

その時、私の中で何かが切れた音がしました。もうどうなってもいい・・・私は大きく息を吸い込み「でしたら私はもうお義母さんとは会いません!だからここにはもう来ないでください!来ても鍵は開けません!帰ってください!」今まで出したこともないような大きな声で、義母に言い放ちました。

義母は私に言い返されると思っていなかったのか、少し動揺して「あなた何言ってるか分かってるの?そんなこと許されるとでも思ってるの?」と言いました。私は義母の背中をぐいぐいと押しながら「許さなくても結構です!もう帰ってください!」と言い、家から追い出しました。

出産後、アポ無しで自宅にやってきた義母。「また女の子なのね~ちゃんと産み分けしたの?次は男の子って話したじゃない」目の前にココネちゃんがいるのに、女の子が産まれたことを責めるように話します。終いには、男の子を授からないのは日頃の行いが悪いせいだ、ユウタさんとの結婚を許さなければよかったと、トモコさんを責め立てます。散々好き放題言われて、ストレスが限界突破したトモコさん。大きく息を吸い込み「でしたら私はもうお義母さんとは会いません!帰ってください!」今まで出したこともないような大きな声で、義母に言い放ちました。義母はトモコさんに言い返されると思っていなかったのか、動揺しながら「そんなこと許されるとでも思ってるの?」と言います。トモコさんは義母の背中をぐいぐいと押しながら「許さなくても結構です!もう帰ってください!」と、家から追い出しました。今まで我慢していたトモコさん、ついに堪忍袋の緒が切れたようですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。

最新のコメント
  • 案山子 より

    前話の自立したハッキリキッパリ嫁と今ダンナの組み合わせだったらこんなにイライラしなくて済むと思う。

  • はな より

    やっとキレたけど自分だけ安全地帯で
    子供は差し出すんだから
    トモコには一切共感出来ない

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