アポ無しでやってきたと思えば「なんで男の子じゃないの?」

出産から数日が経った頃、自宅でココネを寝かしつけていると、突然インターホンが鳴りました。嫌な予感がしながらもドアを開けると、そこにはしかめっ面をした義母の姿が。義母はズカズカと自宅に上がり込むと、「初めまして~ココネちゃん、すぐに会いたかったけどママが意地悪で産院教えてくれなかったのよ~」と私への嫌味を添えてココネに挨拶をします。
「でも、また女の子なのね~ちゃんと産み分けしたの?次は男の子って話したじゃない」目の前にココネがいるのに、女の子が産まれたことを責めるように話す義母。産み分けでどうこうなる話じゃないし・・・と言いたい気持ちを抑えて「そんな簡単には・・・」と答えました。

私が言い返さないのをいいことに、義母の嫌味はヒートアップ。「あれじゃない?目上の人を大切にしない、私の言う事を聞かない、そういうのが積み重なって罰が当たったんじゃない?」男の子を授からないのは私の日頃の行いが悪いせいだと言い始めました。

「だってあなた非常識じゃない!帰省もしない、子どもも見せに来ない、私の思う通りに動かないでしょ?」私への不満を次々と並べる義母。そして、私とユウタの結婚を心底後悔していると言いました。この人にとって、嫁は、子どもは何なんだろう。

その時、私の中で何かが切れた音がしました。もうどうなってもいい・・・私は大きく息を吸い込み「でしたら私はもうお義母さんとは会いません!だからここにはもう来ないでください!来ても鍵は開けません!帰ってください!」今まで出したこともないような大きな声で、義母に言い放ちました。

義母は私に言い返されると思っていなかったのか、少し動揺して「あなた何言ってるか分かってるの?そんなこと許されるとでも思ってるの?」と言いました。私は義母の背中をぐいぐいと押しながら「許さなくても結構です!もう帰ってください!」と言い、家から追い出しました。
出産後、アポ無しで自宅にやってきた義母。「また女の子なのね~ちゃんと産み分けしたの?次は男の子って話したじゃない」目の前にココネちゃんがいるのに、女の子が産まれたことを責めるように話します。終いには、男の子を授からないのは日頃の行いが悪いせいだ、ユウタさんとの結婚を許さなければよかったと、トモコさんを責め立てます。散々好き放題言われて、ストレスが限界突破したトモコさん。大きく息を吸い込み「でしたら私はもうお義母さんとは会いません!帰ってください!」今まで出したこともないような大きな声で、義母に言い放ちました。義母はトモコさんに言い返されると思っていなかったのか、動揺しながら「そんなこと許されるとでも思ってるの?」と言います。トモコさんは義母の背中をぐいぐいと押しながら「許さなくても結構です!もう帰ってください!」と、家から追い出しました。今まで我慢していたトモコさん、ついに堪忍袋の緒が切れたようですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)


前話の自立したハッキリキッパリ嫁と今ダンナの組み合わせだったらこんなにイライラしなくて済むと思う。
やっとキレたけど自分だけ安全地帯で
子供は差し出すんだから
トモコには一切共感出来ない