[2]奨学金で結婚を渋られた私|家中冷気が「節約してるって言った方がいいのかな」気づかない彼に困惑

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前回のお話

まひろさんにはなりたい職業があり、夢を追い求めて大学に通うため上京していました。弟妹がいることから、経済的な余裕はなく、お母さんからは奨学金を借りて欲しいと言われて節約の毎日。そんなまひろさんにも初めての彼氏が。バイト先で知り合った年上のタモツさんは実家暮らしのため、まひろさんの家に泊まるように。まひろさんは節約はしつつ、負担をかけないようガソリン代を渡したりと気をつけていました。

「アイス好きなの選んでくれよ~」冷凍庫は開けっ放し

夢を追いかけて奨学金を借りて大学進学し、それに伴い上京して一人暮らしを始めた私。毎日お弁当を作り、夜はまかない付きのアルバイトをして、とにかく節約節約の毎日を送っていました。そんな中、バイト先で出会ったタモツとお付き合いするようになりましたが、お金が無い中でもタモツに負担をかけないように気をつけていました。

そんなある日のこと。
「やだ・・今月光熱費予算オーバーだ。タモツのお泊まりも増えたしなぁ・・もっと節約しないと・・」と思いながらバイト先へ。そしてバイト中、「俺、今日早上がりだから、先まひろん家行ってるね」タモツにそう言われ、「うん」と頷いた私。

そしてバイトが終わり家に向かって一目散。
「ただいま~!遅くなってごめん・・って・・え?ドア開いてる・・ていうか、なんでこんな冷えてるの・・?」そう思いながらドアを開けると、

窓は開けっぱなし!エアコンガンガン!テレビを垂れ流してスマホを触っているタモツの姿が!
「な・・何これ!?」と驚く私に気がついて、「お、おかえり~」と笑顔で言うタモツ。「た・・ただいまー・・」と答えた後、

「換気?ありがと~窓閉めるね・・」と言うと「お~」と返事、冷房は・・「設定温度17度!?」驚きつつ、「ちょっと寒いから温度上げるね・・」と言うと「お~」と返事をするタモツ。
「どうしよう・・節約してるって言った方がいいのかな・・」と考え込んでいると、「あ、そうだそうだ!」とタモツが。

「アイスいくつか買ってきたんだけどさ!まひろも食べるだろ~?」そう言って冷凍庫を全開にしてアイスを物色。そして「好きなやつ選んでくれよ~」と言って去った後には開けっ放しの冷凍庫が・・。それを見て、「あ~・・」と困惑の声しか出てきませんでした。

タモツさんが家に泊まることが増え、光熱費が予算オーバーになってしまったまひろさん。もっと節約しないとと思っていたある日、バイトが早く終わるから家で待ってるとタモツさんに言われOKしたものの、家に帰ると、窓もドアも開けっ放しでクーラーを17度に設定してつけ、テレビもつけておきながらスマホを触っているタモツさんの姿が!タモツさんのクセをなおすには、かなりの根気が必要になりそうですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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