「私も同じだったんだよ」奨学金を借りて大学を出た彼の父親が同意

「結婚を前提に付き合ってください!」とヨウスケに言われ、奨学金のことがあるからと断った私。でもヨウスケは全く気にしていない様子。それより断る理由が奨学金のことだけだとわかって笑顔に。家族にもすぐ紹介したいと言われ動揺していました。
そして後日、ヨウスケの家にお邪魔することに。
「怖い・・どうしよう。また反対されたら・・」と不安でいっぱいの私とは裏腹に「いらっしゃーい!入って入って!」とウキウキしているヨウスケ。

その後、「はじめまして。まひろです」「いらっしゃい」と挨拶すると、「・・ところで、まひろさんは奨学金を借りて大学に行ったんだっけ?」ヨウスケのお父さんにそう言われ、「・・はい」とうつむきながらそう言うと、「そうかそうか・・頑張ってたんだね」とお父さん。

「私も同じだったんだよ」そう言った後、「奨学金を借りて大学を出ての今!あの時は母さんにも迷惑かけたよなぁ」お父さんの言葉に、「あらまぁ、私はあなたがいるだけでよかったもの。うふふ」と二人で思い出を振り返りながら笑い合うお父さんとお母さん。

そして、「ヨウスケから聞いたよ。奨学金を借りているから付き合えない・・って」そう言われて「あ・・」と声を出すと、「確かにそう思っても仕方ないかもしれないけど・・」

「そう思わない人間もいるんだ。あの時頑張ったからヨウスケの学費を支払うことができている自分がいる。だからまひろさんは、それを負い目に感じてほしくない」お父さんの優しい言葉に、思わず涙がこぼれました。
後日、あらためてヨウスケさんの家に行くことになったまひろさん。「どうしよう。また反対されたら・・」と以前冷たい対応をされた思い出が頭をよぎります。でも、ヨウスケさんの両親は温かく迎えてくれ、奨学金を借りて大学へ行ったことを「頑張ってたんだね」と褒めてくれた上、負い目に感じてほしくないと言ってくれたことに涙が溢れるまひろさん、ヨウスケさんが素敵なのは、素敵なご両親がいるからだと実感しますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)

