どれだけ幸せな家族に見えても、もう一緒にはいられない

義父に戒められたためか、春樹は私への警戒心を増し、家の中で電話をしなくなってしまいました。さらに、週末ごとに家族で動物園や公園に連れて行ったり、一緒にショッピングモールに行ったりして「家族サービス」をするように。ケイタの喜ぶ顔を見ると、自分の計画を進めていいのか迷いますが、その裏で春樹は未だに浮気を続けています。
その日の夜、ケイタを床で遊ばせながら、春樹とソファで座っていました。ふと、今の状態を客観的に見ると、なんの問題もない幸せな家庭って感じなのだろうな、という思いがよぎります。

春樹が不意に「ケイタ、パパにもそのおもちゃ見せてよ」と身を乗り出しました。そのとき春樹の腕が私の腕にトン、と触れます。

その瞬間、私の体に衝撃が走りました。慌てて立ち上がり、「あ、お茶飲も。春樹もいる?」と誤魔化すように声をかけます。

私の動揺に気づかないのか、春樹は「コーヒー頼める?」といつものように言いました。私はサッと視線をそらして「う、うん。了解」と上の空の返事を返し、そそくさと離れます。

コーヒーの準備をしながら、先ほどの衝撃を思い返しました。春樹に触れた瞬間、気持ち悪いと反射的に思った自分。表面上取り繕っても、やっぱり無理なものは無理です。もう春樹とは一緒にいられないのだと、改めて実感しました。
どれだけ気丈に合理的にふるまったとしても、浮気されたことは、凜さんを深く傷つけていたようです。表面上は幸せな家族に見え、それに沿おうとしても、一度綻びだした絆を結ぶことはとても難しいと感じますね。
※税金・贈与に関する内容は一般的な参考情報です。実際の取扱いは状況により異なるため、詳細は税理士等の専門家へご相談ください。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:YUKA
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人は最終的には理屈ではなく感情で動くものだもんね。
今まで離婚の準備をテキパキと進めていたのは、本人は無自覚だろうけど自分の心を守る為の本能だったんだろうね。
抗戦の為に動いていないと、きっと気持ちが押しつぶされてしまいそうだったから。
お子さんとご自身の気持ちを大切にして欲しいですね。
凜さん、やっと人間らしい感情がうかがえたかな~。
義父母が夫を窘めた時でも、離婚の際の最大の慰謝料やら金銭面を勝ち取ることばかりに凜さんの意識がむいてて、
あまりのクールさに引く感じがしたけど、冷静を装いながら
心の奥底では傷ついていたんだね。このまま元の生活に戻るのかも・・・と凜さんもどこかで期待してた気もする。
でも、あれだけ両親に戒められても浮気を止めない夫を
ただ気持ち悪いって拒否反応がでてきちゃった。
感情的に拒絶しはじめたのなら、もう元に戻らない。
最上級の離婚への機は熟したってことだね。