2歳の男の子を育児中のコハダさんさんさんから、里帰り中の実家でダウン症の弟ツナおさんが救急搬送されたときのお話です。
痙攣して苦しそうなツナおさんを見てすぐに救急車を呼んだコハダさんさんさん。パニック状態の両親の姿に自分だけは冷静でいなければと思うものの、苦しむツナおさんを目の前にすると電話口での質問にもうまく答えられません。幸い救急車はすぐに来てくれ、救急隊員の方たちをツナおさんの元へ案内したのですが・・・なんと大変なのはこの後だったのです。
里帰り事件簿1~ツナお救急搬送事件編~[第三話]
救急車が到着し、救急隊員たちがツナおさんの元へやってきました。
この時点でツナおさんの発作は治まっており、ぼんやりと周りを見ていたツナおさん。
隊員さんが機械を取り出し、酸素濃度と血圧を測ろうとした次の瞬間・・・。
「いやっ」
「シッシィ!!(あっち行って!)」
「ババーイ!(バイバイ)」
ツナおさんがまさかの全力拒否。
「ヤッ」
「しぇーはー(もういいよ)」
「いーましぇん!!(しません)」
救急車へ乗ることも拒否するツナおさん。
身長はそれほどないけれど恰幅が良いため、抵抗するツナおさんを運ぶことができません。
特有の言葉の不自由さもあり、隊員さんも両親もツナおさんの言葉を理解することも、ツナおさんに理解を促すことにも窮している様子でした。
その様子を見てコハダさんさんさんが動きました。
「これって使い方こうで合ってますか?」
測定機器の使い方を隊員さんに確認したコハダさんさんさんは、その場にいた人たちにこう言いました。
「一旦全員退室してもらえますか?
じぃじもばぁばも」
コハダさんさん
コロナ禍里帰り出産、そして引き続き里帰り先で育児中のコハダさんさんです!
アニメ好きのじぃじ、お茶目なばぁば、ダウン症の優しい弟に囲まれた日常を描いてます。
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突然のことに状況が理解できずパニックになってしまったのですね。こんな状況で冷静に対応できるコハダさんさんさん、なんて頼もしいのでしょうか。
[ママ広場編集部]