良好な人間関係を嫁に迫る義母

予定していたパスタを却下した義母のためにお惣菜を買ってきた私たち。帰宅するや否や、「お腹空いた」と買い物袋を漁る義母が見つけたのは、夫ヒロムが選んだお惣菜です。「え?何?揚げ物ばかりじゃない。なんの嫌がらせ~?」と義母は顔をしかめました。

ヒロムが「え?いつも食べてるじゃん。今日に限って嫌なの?せっかく選んだのに。」と言い返すと、義母は「ヒロムが選んだの?」と確認しました。

義母のために買ってきたお惣菜に文句を言った義母でしたが、ヒロムが選んだ揚げ物だと分かると、急に「まぁ、そうね。勿体ないから頂くわ。」とあっさり揚げ物を受け入れました。
ヒロムが「そういえば、ヒナのジュースも飲んだでしょ?」と義母を責めると、「え?アキさんから聞いたの?」と少し焦った様子の義母。息子には知られたくなかったようです。

「孫のものまで勝手に飲むなよ。ホント、どうしてそんな自由に動いてんの?」とヒロムにハッキリ言われた義母は「家族なんだからいいじゃない?」と、急に家族を主張してきました。「でもここは母さんの家じゃないだろ?」と、私の気持ちを代弁してくれるヒロムに心の中でそっと感謝しました。

ヒロムと義母のやりとりに入っていけるはずもなく、傍観していた私に義母が急に「アキさんは文句言わないでわよね~?私たち、仲がいいわよね~?」と寄り添ってきたので、内心では(断言する。仲は良くない)と思っていながら「えっと・・・」と返答に困っていると、すかさず「あのさ」とヒロムが割って入ってきてくれました。
お義母さんはお友達からお嫁さんと仲が良いと聞いて、自分も同じだと信じたいのですね。けれど、普段から自分勝手な行動をされて、仲が良いと思っていないアキさんへの「私たち仲が良いわよね?」の圧が強い質問は困ってしまいますね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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