母親の迷惑を妻に謝罪する夫

誘ってもいないのにウチで夕飯を食べて行く気でいる義母の勝手な要望で、夕飯に予定していたパスタが変更になってしまったため、私は義母のためのお惣菜を買いに行く口実でヒナと一緒に外に出ました。即行でヒロムに電話すると、「今ね、お義母さんが来てて、ヒロムに連絡したって言ってるの。」と伝えました。仕事を終えたばかりの様子のヒロムは、「え?連絡?まだメッセージ見てない」と言うので、私は義母があえてヒロムが確認できない時間帯にメッセージしてる?と推測しました。

ヒロムが「でもさ、母さんが来ても家には入れないだろ?」と言うので、最近義母に鍵を貸したことがあったか確認すると、ヒロムは「あっ、ちょっと前に。」と思い当たることがあるようです。

「そっか。その時合鍵作ったのかな。」と私が言うと、ヒロムは「え・・・嘘でしょ?勝手に?」と本当に驚いた様子でした。「ヒロムがいいよって話したのかなって思ってた。」と言いつつ、ヒロムがOKしながらも私に黙っていたのではないと確認できた私は少しだけホッとしていました。

「違うよ!言わないよ!」とヒロムはハッキリと否定しました。うん、信じるよ。
「あと、今日パスタ予定だったけどお義母さんが気分じゃないって。事前に来ることが分かってたらちゃんと作れたのに、ごめん。」と、義母も夕飯を食べていくことも伝えました。

「今から買い物に行くんだけど、迎えに行くから一緒に行って欲しい」とお願いすると、ヒロムは「うん。分かった。母さんのことでごめんね。」と言ってくれました。
ヒロムさんがお義母さんに鍵を貸して、合鍵を作ることに承諾していたと思っていたら違ったのですね。お義母さんはヒロムさんにもアキさんにも黙って勝手に作った合鍵で、家に入っていたことが判明しました。夕飯の献立を気分次第で変えさせることも、いつ家に入ってくるのか分からないことも、あまりにも自由過ぎてアキさんは困ってしまいますね。ヒロムさんが優しくてホッとしました。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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