[4]私は彼氏のパシリ|彼から「来て」と軽く呼び出されたのは片道6時間の知らない場所

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前回のお話

社会人2年目のエミさんは大学4年生の彼レイさんと同棲中。最初の頃は人懐っこく誰とでも仲良くできるレイさんの性格に惹かれていたエミさんですが、今は友達優先でエミさんのことをぞんざいに扱うレイさんに疲れ始めていました。一緒に映画を観に行く約束をしていた日、レイさんは「友達と観に行った」と悪びれずに言い、エミさんが「ひとりで観てくる」と言うと「今日友達と出かけてくる」と言いました。レイさんの言動に「最初から私との予定なんて無かったことになってたんだ」とエミさんは悲しくなります。

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私は彼氏のパシリ[4]800キロ離れた場所にも「来て」と平気で呼び出し

レイさんの春休み中。エミさんにレイさんから「友達が実家に帰省するって話しててさ~。荷物が多いから送っていくことにした。車借りるね~」というメッセージが届きました。エミさんが「いつ帰ってくるの?」と聞くと、

「●●県まで行くんだけどさ、下道でゆっくり行くから!帰る日わかったら連絡するわ~」とあっさりした返信が届きました。それを見たエミさんは「・・●●県!?え!!」とビックリ。遠いだろうと予想しながら検索してみると、なんと800キロ以上も離れていて衝撃を受けます。

そして木曜日の夜。友達を送って行っているレイさんからエミさんに電話がかかってきました。「俺さ~あさって帰ろうと思うんだけど、車でひとりで帰るの寂しいからここまで来てくれない?」とさらりととんでもないお願いをするレイさん。まさかのお願いにエミさんは「え?」と驚きます。

レイさんは「なぁ、頼むよ~。ひとりだと途中で眠くなって事故るかもしれないしさ~」とエミさんが不安になるようなことを言い、「土日は仕事休みだろ~?明日会社終わってから新幹線乗り継げばその日に来れるよ~」と自分のことしか考えていません。エミさんは「・・わかった」と渋々了承。

翌日の金曜日。仕事を終えたエミさんはその足で急いで駅に向かい新幹線に飛び乗りました。電車を乗り継ぎ6時間かけてようやくレイさんのいる県に到着したエミさんは「疲れた・・。遠かった・・」と疲れ果ててげっそりです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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