私は彼氏のパシリ[17完]「・・もう1回殴ろうか」詰め寄って彼を追い出す

今までのモヤモヤもスッキリ解消したエミさんが「別れよ。荷物は着払いで実家に送るわ!」と言い放つと、「俺の荷物多いだろ?」と言うレイさん。「多くないよ?私が買ったやつは全部捨てるから・・ほぼないんじゃない?」エミさんの言葉に「そんな・・」レイさんは絶望的な表情をしました。

「捨てられたくないものは今持って行って。はい、段ボール」レイさんの言葉をスルーしたエミさんがそう言うと、「やだよ・・やだ!別れたくない!」と渋るレイさん。

そんなエミさんを見て本気だと悟ったのか、慌てて荷物をまとめ、レイさんは出て行きました。
バタン。
玄関のドアが閉まるのを見届けたエミさんは、「あんなに悩んでたのに・・あんなに我慢してたことが、ここまでスッキリするなんてビックリ」と心の中で呟きました。

そして、「なんか、今日はぐっすり眠れそうだな~」とベッドに座ると、ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!とレイさんからメッセージが連投!「すっごい・・連絡来てる」とスマホをベッドにポフッと伏せたエミさんは、

ぐっすり眠った後、爽やかな朝を迎え、コーヒーを飲みながら、
「今度は、私のことをちゃんと大切にしてくれる人を探そう」
そう心の中で呟いたのでした。
今度は素敵な人と出会えるといいですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。