ごきげんよう!mamanです。
先日、高校3年生の娘と話していて、ちょっと思うところがありました。
コギャルを知らない令和のJK
その日、娘とこんな会話をしました。
娘「ねぇ、コギャルって、何?」
私「え(笑)?」
娘「TVで言ってたの。コギャルとか、ガングロとか、ヤマンバとか・・・。」
私「あぁ~、それはねぇ、昔のJKの間で流行ってたことだよ(笑)。いつからか女子高生のことをJKって言うようになったけど、その頃は、女子高生=コギャル、みたいな感じで言われてたような気がする。」
娘「ママもコギャルだったの?」
私「残念ながら、コギャルが社会現象になったのは、ママが大学生になってからのことだったんだよね~(笑)。ママが通ってた田舎の高校にはコギャルはいなかったから、大学に入って東京に出ていったら、テレビで観たようなコギャルがいっぱいいてビックリしたの(笑)。みんな真っ黒に日焼けしてて、白っぽい口紅を塗ってて、ミニスカートの制服にルーズソックス履いて、堂々と渋谷を闊歩してたんだよ。初めて見た時は、本物だ!って、芸能人に会ったような、新鮮な驚きだったなぁ。」
娘「ふーん。すごかったんだね、コギャルって。」
娘の言う通り、当時のJKは、すごかった・・・。
勢いがありましたよね。
「私達が時代を作ってる!」感がありました。
でも私は、令和のJK達だって、あの頃に負けていないと思うのです。
コロナ禍のJKもたくましい
令和のJKである娘は、「時代を作る」どころか、「時代(震災やパンデミック)に翻弄された」世代と言っても過言ではありません。
娘が高校受験の頃、ちょうどコロナがニュースになり始め、入学と同時に緊急事態宣言が発令された世代です。
コロナ禍と高校生活が、ピッタリ重なってしまいました。
修学旅行をはじめとする3年間の学校行事はすべて規模縮小か中止で、高校生らしい若いエネルギーを爆発させる場がないままに終わってしまうのが可哀想でなりません。
小学校入学の時には東日本大震災で、卒園式も厳戒態勢の中で行われ、入学式も前の晩に大きな余震があり、緊張状態の中で行われたのです。
本当に、なんという世代でしょうか。
でも、娘達は、そんな中でも、できる範囲で、可能な限り学校生活を楽しもうとしてきました。
さすが、艱難辛苦を乗り越えてきた世代!
彼女達のはじけるような笑顔は、どんな時でも、楽しみや喜び、希望は見い出せるということを教えてくれますね。
うちの娘は、ルーズソックスは履いていませんが、紺色のハイソックスのワンポイントにはこだわりがありますし、「推し活」も欠かしません。
規模縮小の文化祭や体育祭では、精一杯おしゃれして、友達と写真を撮って・・・。
大学受験を目指して勉強や部活にも打ち込んで、全力で高校生活を駆け抜けてきました。
海外留学などの体験はあきらめざるを得なかった高校時代ではありましたが、その鬱憤を糧にして、大学生になったとき、あるいは社会に出た時、コロナ禍のいろんな規制が完全に解けたその時には、まるで水を得た魚のように、のびのびと若い時を謳歌するのだろうなと感じています。
何かと制限されてきた分、「自由」の喜びを、私の世代が若かった頃よりも胸いっぱいに感じて、感謝して、思いっきり好きなことをするだろうなぁ、と思うと、なんだかこちらまで楽しくなってくるんですよね。
そんな娘の姿を見ることが、今の私の夢の1つになっています。
私と娘は「推し」のアーティストが同じなので、一緒にライブに行けたら最高です!
・・・母と一緒に行ってくれたら・・・の話ですが(笑)。
20年前、コギャルだったJK達も、今は母親世代のはず。
あの頃のエネルギーで子育てしているとしたら、最強ですよね!
今も昔も、どんな時代でも、JKはたくましいなぁと、元気をもらったmamanなのでした。
maman
地方在住のアラフォーママン。 夫と、ティ―ンエイジャーの息子・娘と暮らし、教育関係の仕事をしながら、母親としての日常や思いを綴っています。