母の身勝手な行動に私はもう我慢ができませんでした。
どうしてあんな勝手なことができるんだろう・・。
[10]実母がしんどい!無理すぎる!反省・・してる訳なかった!
あれから、母の連絡はすべて無視しました。
スマホに連絡があっても既読すらしませんでした。
電話がかかってきてもすべて無視。
私の怒りはそう簡単におさまりませんでした。
ある日の週末
ピンポーン。
アサ子ー来たわよ~
と母の声が玄関から聞こえました。
知らない。会いたくない。
無視を決め込み放置していましたが
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン
ピンポン攻撃にうんざり。
私が出るまでおさまらない感じでした。
「なに!!近所迷惑でしょ!!」
「あなたがすぐ出てこないからでしょ?」
「で??用件は?」
「あんたが連絡よこさないから顔見に来ただけよ!!」
「今、お母さんと話したくないんだけど?」
「まったく。いつまでいじけてるつもり?
誰に似たのかしら?この頑固者。
はぁ。じゃ、帰るわよ。」
母の中では本当に大したことが無い出来事。
それにずっと怒っている娘なのでしょう。
私の顔を見て帰って行きました。
玄関に紙袋を残して。
紙袋の中には帽子が入っていました。
あっ・・あんな母でも、ちゃんとわかってくれたのかな・・
そう思ったのもつかの間。
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン
母が戻って来ました。
なんの用?と思ったら
「忘れ物したの!それ!
その帽子!!イダさんとこのお孫ちゃんのプレゼント!
今から渡しに行くのよ!
じゃ、機嫌が直ったら連絡しなさいよ!!」
そう言って去っていきました。
なーーんにも。なあーーーんにも通じていない母。
ガックシ。ガックシです。
そして、この母に振り回される日々はまだまだ続くのです。
完
【新連載!】次回ママ広場オリジナルマンガは「義実家に君臨!マウント義妹」です。
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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本・編集]ママ広場編集部 [作画]dechi