クマの絵をピンクに塗ったら、先生に否定されてしまった私。描きなおすように言われてしまいました。
石橋先生は、生徒が何か失敗をすると「先生はそんなことするって言った？」とか「他の子はちゃんとできているのに」と言うのが口癖だったので、私は教室で何かをするときは他の子がするのを見て同じことをするように気を付けるようになっていました。
絵画教室の先生は不思議そうでした。
私は今までそんなこと一度も言ったことがなかったから。
でもその時の私は、「好きなように」「想像して」と言われるとますます不安になっていたので、しばらくは先生のことばに納得して描いていても、だんだんどうやって描き進めていったらよいのかわからなくなってくるのです。
私がひとつひとつ確認をしないと絵が描けなくなってしまったという絵画教室の先生の話を聞いて、母はびっくりしたそうです。
慌てて家に帰ってきて、学校で何かあったのかを聞いてきました。ですが私は・・・。
第５・６完話は明日５月１３日（金）６:３０に同時公開します。
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沙羅ちゃんの心の不安定な様子が絵にも表れているんですね・・。絵画教室の先生もさぞかし驚かれたことでしょう！そしてママも・・。なんとか以前の沙羅ちゃんに戻って欲しい！そんな気持ちでいっぱいです。
［ママ広場編集部］
※ストーリーは実話を元に編集しております。
実在の人物や団体等とは関係ありません。
［脚本］ママ広場編集部
［イラスト］dechi
