前回の話
自分本位なナオキくん親子に振り回されモヤモヤはするものの、なんとか一緒に登校できるようになり様子を見ることにしたシンゴくんママ。季節は冬になり、寒さの厳しい地域に住んでいるため車での送迎を考えていたシンゴくんママですが、ナオキくんママから「ナオキがシンゴ君との登下校を楽しみにしてる」と言われ徒歩での登校を続けていたある日、シンゴくんがいつも寒い中ナオキくんを外で待っていて、昨日の吹雪の中でも外で待たされていたとカイトくんママから聞いたシンゴくんママは驚きます。
自己中ママが無理すぎる[4-2]吹雪の中待たされていた息子が発熱
「・・・そんなことになってるなんて、知らなかった・・・。あの吹雪の中で待ってたなんて・・・」カイトくんママから話を聞いたシンゴくんママは、ナオキくんの家の前で寒さに震えて待つシンゴくんの姿を想像し、怒りがこみ上げます。
帰宅したシンゴくんに「ねぇ、シンゴ。最近朝すごく寒いけど、ナオキ君のお家に寄るとき、ナオキ君が出てくるまでいつも玄関の外で待ってるの?」と聞くと、「ナオキ君ねぇ、準備に時間がかかるみたいで。この間は風がびゅーっと吹いて、雪もばーっと降ってきて、僕に積もりそうだったんだよー」と話してくれました。そして、その日の夜中から発熱し、咳も出てきたシンゴくんは、翌日から一週間学校に行くことができませんでした。
もちろん原因は定かではありませんが、「吹雪の中ずっと待っていなければ・・・私が送ってあげていればこうならなかったのに・・・」と辛そうなシンゴくんの姿を見てママはとても後悔しました。
ママ広場マンガ「自己中ママが無理すぎる」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本・編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。