前回の話
小学生になった息子シンゴくん。学校への登校は、集団登校ではなく個人で登校するスタイルでした。シンゴくんは、友達のナオキくんと待ち合わせの約束をして登校することに。毎朝、シンゴくんがナオキくんの家に寄ってから一緒に登校する、とママ同士で話して決めていました。実際に登校が始まってからも、「ナオキくんと一緒に学校行くの楽しい!」シンゴくんの言葉を聞いて、ママは安心していました。
自己中ママが無理すぎる[1-2]友達を待って遅刻した息子
「ナオキくんと一緒に学校行くの楽しい!」シンゴくんの言葉を聞いて、安心していたママ。ところが、「ナオキくん、いつも出てくるのが遅いから・・遅刻しそうになるんだ」シンゴくんの言葉を聞いて少し心配になりました。でも、「学校にはギリギリだけど間に合ってるみたいだし・・ナオキくんママと揉めるのも避けたいし・・」そう思い様子を見ることにしたのでした。
するとある日、「ママ・・今日は遅刻しちゃった・・」学校から帰ってきたシンゴくんの言葉を聞いて「えっ?どうして??」と驚くママ。すると、「ナオキくんの準備ができてなくて・・」シンゴくんがそう言い、「先に行くねって言わなかったの?」とたずねたママ。すると、「だって・・待っててって言われたから・・」うつむきながらシンゴくんが言いました。
「『待ってて』って言われても・・。そもそも遅刻しないように一緒に行ってるのに、これじゃ本末転倒じゃ・・」驚いたママは、このままではいけないと、「ナオキくんママへ。遅刻しそうになったら先に行かせてもらうね」ナオキくんママにメッセージを送りました。そして、「次に遅刻しそうになったら『先に行くね』って話してから1人で学校に行ってね」シンゴくんにそう伝えました。これでひとまず安心。問題なく通えていると思っていたのです。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本・編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。