[3]準備完璧だったクリスマスデートも急遽中止。一人ぼっちの部屋で涙を流す。妹優先夫|ママ広場マンガ

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前回のお話

ユキノさんが思い切って自分から告白して付き合い始めたシンジさんさんには中学生の妹カオルさんがいます。両親が離婚しているため父親不在のカオルさんが優先になると言うシンジさんを、家族想いでステキと思い、もし自分が家族になったら大切にしてもらえるんだろうなと夢見ていたユキノさん。ところが実際に付き合い始めると、宣言通りにカオルさん最優先で、楽しみにしていた付き合った記念日の旅行も、カオルさんからの「テーマパークに行きたい」という電話一本でキャンセルされてしまい、グッと涙を堪えるユキノさんでした。

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妹優先夫[3]彼がいるのに一人ぼっちのクリスマス

付き合って2年目のクリスマスイブ。ユキノさんとシンジさんはテーマパークでのデートを満喫。
「楽しかった~。今日の夜は家でごはんでいいかな?料理の準備はできてて・・ケーキも・・」と、この後は二人で家でゆっくり過ごせるように準備万端のユキノさん。

すると、「あのさ・・」と言いにくそうに切り出すシンジさんに「ん?どうかした?」とユキノさんが聞くと、シンジさんは「ごめん。今日は帰るよ」と言って繋いでいた手をすっと離しました。シンジさんの思いもよらない言動にユキノさんは「え・・?」と驚きます。

「さっきカオルから連絡があって・・昨日カレシと喧嘩したらしくて、今日と明日ひとりみたいなんだ。クリスマスにひとりなんてかわいそうだからさ」そう言ってカオルさんの心配をするシンジさん。

クリスマスをシンジさんと一緒に過ごしたいユキノさんは「えっ。じゃあうちに呼べば?」とカオルちゃんを呼ぶことを提案しますが、「いや、それはカオルが気を遣うからさ。このまま帰るよ。ごめん」そう言ってシンジさんはそそくさと帰ってしまいました。

二人でクリスマスパーティーをする予定だった部屋に一人で帰ってきたユキノさん。
ベッドで膝を抱えながら「彼女がクリスマスにひとりなのはかわいそうじゃないのかな・・」と落ち込みつつも「でも家族優先って最初から聞いてたし・・」と自分に言い聞かせるのでした。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。

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