[19]妹優先夫|夫は完全に蚊帳の外。息子と遊ぶはずの夫は透明人間よろしく指をくわえて見てるだけ

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前回のお話

シングルマザーになった妹カオルさんと息子のタイガくんを気にかけるあまり、妻ユキノさんと息子ケンシンくんをないがしろにしている夫シンジさん。ユキノさんが何とか考えを改めて欲しいと伝えるも堂々巡りのやりとりに。実家で相談した所、姪っ子ユラちゃんの目から鱗の提案を受け、弟コウタロウさんに協力してもらって作戦を決行することに。その後、毎週末シンジさんはカオルさん親子の所へ、ユキノさんとケンシンくんはコウタロウさんの家へと離れ離れになったのでした。

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妹優先夫[19]一緒に遊ぼうと夫が息子に声をかけるも義弟が完全防御

ユキノさんの弟コウタロウさんの出現で、ケンシンくんと別々の車で移動することになったシンジさんは、遊園地に着くと「ケンシ・・」と声をかけるも、「コウタロウくん、あっちいこう!早く!早く!」と大興奮でシンジさんの声には全く気づかず。コウタロウさんとしっかり手をつないで走って行ってしまいました。

ケンシンくんとコウタロウさんの後を、「急ぐと転ぶよ~!」と追いかけようとするユキノさんが、「あっ・・じゃ私たち、あっちにいくね!」と走り出すと、「あ・・」とシンジさん。その後、「おじさーん早く早く!」タイガくんに呼ばれ、「あ・・うん」と、ケンシンくんを気にしつつ返事をしました。

そしてお昼になり、「おじさん、僕これ食べたい!」タイガくんにそう言われ「いいよ~」とシンジさん。「好きな物頼みな~」カオルさんも言いました。そして、「ケンシンも好きなもの・・」シンジさんが声をかけると、

「今日は~お弁当を作ってきました~」とユキノさんがお弁当を取り出すと、「わぁーーい!やったやった~」大喜びのケンシンくん。「おぉ~!姉ちゃん料理得意だからな~」とコウタロウさんも大絶賛!

そして、「ねえねえ!ママのから揚げおいしいからコウタロウくんも食べてみて!」とケンシンくんが差し出すと、「おっ、ありがとう~」とパクっと口に入れ、「ほんとだ~!おいしい!」と頬張りました。
そこへ、「あっ、あの~」カオルさんが2人に話しかけました。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。

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