これからもこの家族で頑張っていきたい

お食い初めの後、母はレンチンで食べられるご飯をたくさん送ってくれました。添えられた手紙には、私が休めるように送ったものだから、哲太に温めてもらってね、という言葉が。母の心使いに思わず涙ぐみます。母からの荷物に哲太も「これなら失敗しないし、調理器具の洗い物もないし助かる!」と喜んでくれました。最初から自分で用意しようとしてくれていたことに、私は嬉しくなりました。
あれから半年経ちました。「あっという間の半年だったな~」とため息をつく哲太に、私は「明日から、哲太は復職だもんね」と答えます。

ヒカルを抱き上げた哲太が「ヒカルとずっと一緒にいられないのはちょっと寂しいけど、そろそろ仕事も気になるしな」と言いました。私は「どうだった?育休を取ってみて」と声をかけます。

哲太は「人生で一番勉強になったと思う。あかりにもヒカルにも最初は頼りないパパだったと思うけど・・・すごく貴重な時間を過ごせた」と嬉しそうに言いました。育休当初では聞けなかったであろうその言葉に、私も笑顔になります。「私も、哲太と一緒にヒカルの成長を見守れてよかった。今は、心からそう思うよ」

すると哲太が「復帰したら、社内報の取材が入ってるんだよ。育休について語ってほしいって。奥様の一言も欲しいって言われてるんだけど・・・いい?」と聞いてきました。私は「もちろん」と快諾します。

私は少し考え、「『育休を取ったこと』に満足しているだけではダメでした。夫婦で話し合って、ぶつかって、少しずつ一緒に親になっていく。私たちにとって、育休はそのための貴重な時間になりました・・・こんな感じかな 」と言いました。途中は離婚が頭をよぎり、どうなるかと思いましたが、哲太と大事なパートナーとして分かり合えました。これからも、この家族でがんばっていこうと思います。
育休を取った哲太さんと分かりあうことができ、二人で協力た半年間にあかりさんも満足そうです。最悪の結果も考えていましたが、二人の努力が良い方向に向かい、本当に良かったですね。
※厚生労働省の調査では、若年層の58.0%が「自分と配偶者・パートナーが同じくらい主体的に子育てを行いたい」と回答しています。男性では61.4%、女性では54.1%でした。
出典:
厚生労働省 「若年層における仕事と育児の両立に関する意識調査(速報)」 P7.子育てに対する関与以降
※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:そうはは。
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