前回のお話
「翔の熱が下がらなかったら明日パパ休めない?」大切な打ち合わせを翌日に控えていたちひろさんが、夫の良平さんに言ったところ「明日熱が下がらなかったら話し合おう」と返答が。そして翌日、まだ熱が下がらない翔くんを前に話し合う2人。良平さんに「お義母さんが来てもらえるか電話してくれない?」と言われたちひろさんは、実家のお母さんに電話して「本当に申し訳ないんだけど・・今日、お母さん来れないかな?」と伝えたのでした。
それぞれの想い[5-2]始発で駆け付けてくれる実母

翔くんの熱がなかなか下がらず、お母さんに来てもらえないかとお願いしたちひろさん、「うん、大丈夫!今からだと始発間に合うわ!」と即答してくれたお母さんに、「本当にごめん!ありがとう・・!」と伝えました。ちひろさんの実家は、新幹線を使ってもちひろさんの家まで4時間かかる場所。でも、そこからお母さんに来てもらったのは1回や2回じゃありませんでした。「お母さん、10時過ぎになるって」ちひろさんがそう伝えると「わかった」良平さんが答えました。

「翔、ごめんね。ママ、今日は大事なお仕事があって、一緒にいてあげられなくて」熱を出して眠っている翔くんの頭を撫でながらちひろさんは言いました。「子どものことは心配だけど、仕事をずっと休むわけにもいかない・・」そう思いながら家を出たちひろさん。

歩きながら、「私・・こんなんで2人目とか産めるのかな。自信なくなる・・」そう呟きながら、何もかもすべてがうまくいっていない気持ちになるのでした。
ママ広場マンガ「それぞれの想い」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。SNSで育児絵日記を描いています。
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