イジメに負けなかった小2の私[53]


先生に逆らったことをお母さんが「間違ってない。堂々としてればいい」と肯定してくれ、まるさんはホッとしました。

そして、お母さんはまるさんと同じく先生から理不尽な対応を受けた西川くんのお母さんに電話をかけました。

「卵さん・・まさとし(西川くん)が言うには、まるちゃんね、ずっといじめられてたみたいやわ」西川くんのお母さんは、先生がまるさんへ日常的に嫌がらせをしていたことを息子から聞き、まるさんのお母さんに伝えました。

お母さんが「あぁ・・なんか髪長いのは子どもらしくないから切れとか言われたみたい」とまるさんから聞いた内容を話すと、西川くんのお母さんは「髪長い子は他にもいるのに、まるちゃんにだけ言うらしいよ」と言いました。

さらに「他にも給食を無理やりおかわりさせられたり、左利きなことを責められたり・・」と、お母さんが知らなかった新事実が次々と出て来ました。

想像以上の先生の酷い仕打ちを知ったお母さんは「西川さん・・私、明日・・学校行くわ」と決意。

すると「卵さん、うちも一緒に行くわ!ちょっと先生ありえへんもん」と西川くんのお母さんも賛同してくれ、「西川さんありがとう!子どもに今までの話、お互い聞いとこう!」と話し、二人は先生と話すため学校へ行くことにしました。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
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