イジメに負けなかった小2の私[41]


「まるさんについて知りたいことがあればどうぞ」と言った性根先生は、
「『逆に』娘について知りたいことがあれば、私が答えますよ。さあ、どうぞ?」
と、まるさんのお母さんに言われてしまいました。

「ぎにゅにゅにゅにゅ・・・!!」
まるさんのお母さんの言葉に言い返す言葉もなく悶える性根先生。

「教えていただかなくて結構っ!!」
そう言って、机を思いっきり叩きました。
「?」それを見てまるさんのお母さんは不思議に思います。

すると、
「お母様、もう少し秩序正しい子育てをなさった方が身のためですよ」
「・・・」
凄みながら言う性根先生の言葉を黙って聞いていたまるさんのお母さん。

「娘さんは!給食もいつも食べるの遅いし、お腹がゆるいとかで牛乳飲みたくないという日もあったり・・他の子に示しがつきません!」
性根先生は、まるさんをこれでもかと責め立てます。

「牛乳にはカルシウムも豊富で!小さいまるさんには必要な栄養素がたっぷりなんですよ!!」
性根先生の勢いは止まりません。

「わかりますかっ!おうちでの甘やかしが問題ではっ!?」
性根先生がそう言うと、

「・・・先生、そんなにイライラして大丈夫ですか?先生こそカルシウム必要とちゃいます?」
まるさんのお母さんがそう言った後で、
「牛乳飲んだらどーです?」
と穏やかに最後の一撃をかましたのでした。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
冷静なお母さん最高です!性根先生のリアクションが見ものですね。